[ワシントン 7日 ロイター] – 米国は7日、軍備管理および核不拡散に関して中国と6日に建設的な会談をワシントンで行ったと発表した。こうした協議はオバマ政権以来初で、米国務省高官のマロリー・スチュワート氏と中国外務省の軍備管理局長、孫暁波氏が主導したという。
米国務省は「双方は、オープンなコミュニケーションラインを維持し、米中関係を責任を持って管理するための継続的な取り組みの一環として、軍備管理および核不拡散に関する問題について率直かつ徹底的な議論を行った」と指摘。「米国は、中国の核の透明性向上と、核や宇宙を含む複数の領域にわたる戦略的リスクを管理・軽減するための実践的措置への実質的な関与の重要性を強調した」とした。
さらに、ワシントンで行われたブリンケン米国務長官、サリバン米大統領補佐官(国家安全保障担当)、中国の王毅外相の会談に続く「建設的な会談」が行われたとした。
在ワシントン中国大使館は現時点で何もコメントすることはないとした。
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