[サンフランシスコ 16日 ロイター] – 米通商代表部(USTR)のビアンキ次席代表は16日、米国が主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」で過去2カ月間に開いた3回の交渉で大きな合意がまとまらなかったため、来年早くに柱の一つである貿易交渉を「再調整」する必要があると語った。
アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の合間にロイターのインタビューに応じた。
ビアンキ氏によると、USTRはIPEFの貿易関連文書の文言で進展があったと発表する見通しだが、作業は今後も続くという。
「まだ進行中の課題もあるため、来年に関してはわれわれの想定とやや異なる道筋になるだろう」とした。
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