[30日 ロイター] – JPモルガンは30日、2024年の主要コモディティー(商品)市況について、底堅い需要を背景に価格上昇が見込めるが、投資のタイミングを見極めることが重要だとの見方を示した。
金と銀は構造的に強気を維持するとし、金は米連邦準備制度理事会(FRB)の利下げが予想される来年半ば頃に上昇し、25年には1オンス=2300ドルに達すると予想。銀は1オンス=30ドルを超える可能性があるとした。
原油価格は1バレル=80─90ドルで推移し、24年第3・四半期にピークに達すると見込む。米天然ガス価格も冬にかけて上昇する見通しという。
砂糖や小麦などの農産物は来年上期にかけて上昇すると予想。ベースメタルは中国国外の需要が回復し始めるまで24年はレンジ相場が続くとの見方を示した。
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