中共海軍の艦艇2隻が奄美沖から太平洋へ航行 「警戒・監視に万全期す」=防衛省

2024/01/05 更新: 2024/01/05

中共(中国共産党)海軍艦艇2艘は1月3日、奄美大島沖を通って、太平洋へ航行したことが確認された。

防衛省によると、1月3日午後1時頃、中共海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻及び同ソブレメンヌイ級ミサイル駆逐艦1隻が奄美大島と横当島との間の海域を北東に進んだ後、太平洋へ向けて航行したことを海上自衛隊が確認した。領海への侵入はなかった。

中共海軍の艦艇が奄美大島沖を通って太平洋へ航行することが確認されたのは今年で初めて。

最近、南西諸島付近の中共艦船の活動は活発化している。今回の中共海軍の活動について、防衛省は、「引き続き動向を注視し、警戒・監視などに万全を期したい」としている。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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