中東地域の海域状況 特段の異常はない

2024/02/17 更新: 2024/02/17

中東地域における日本関係船舶の安全確保のため、水上部隊及び航空隊は必要な情報収集にあたっている。中東地域における情報収集活動として、特段の異常を確認していない。

なお、海賊対処行動として、1月15日、アデン湾において、米国の会社が運航するマーシャル諸島船籍の「GIBRALTAR EAGLE」が対艦弾道ミサイルによる攻撃を受けたとの情報を受け、海賊対処部隊の護衛艦「あけぼの」の艦載ヘリが当該船舶と通信を行い、海賊対処を任務とする第151連合任務群に対し現場で得た情報を提供する等の対応を実施した。

派遣されていた水上部隊はオマーン湾の公海・アラビア海北部の公海で情報収集を行って、510隻の船舶を確認した。航空隊(派遣海賊対処行動航空隊)はアデン湾の公海・アラビア海北部の西側の公海で活動し、 328隻の船舶を確認した。

清川茜
エポックタイムズ記者。経済、金融と社会問題について執筆している。大学では日本語と経営学を専攻。
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