現地時間2月22日、G20外相会合出席のため、リオデジャネイロ(ブラジル)を訪問中の上川陽子外務大臣は、ブリンケン米国国務長官及び趙兌烈(チョ・テヨル)韓国外交部長官と、日米韓外相会合を行った。
三外相は、昨年8月に、米国キャンプ・デービッドで行われた日米韓首脳会合において一致した協力案件の進捗を確認し、日米韓協力のモーメンタムを加速していくことで一致した。
北朝鮮が核・ミサイル活動を進展させる中、本年日米韓三か国が国連安保理理事国を務めていること等を踏まえ、関連する国連安保理決議に従った北朝鮮の完全な非核化に向け、日米韓の安全保障協力を含む地域の抑止力・対処力の強化、安保理における対応や同志国との協力等について、引き続き緊密に連携することを再確認した。また、上川大臣から、拉致問題について、両長官から一貫した支持を得ていることに謝意を表明した。
さらに、三者は、日米韓協力の戦略的重要性を踏まえ、ロシアによるウクライナ侵略、力による一方的な現状変更の試み、中東情勢を含む地域情勢等について意見交換を行った。
今後とも、日米韓の連携を重層的かつ安定的に進めていくことで一致した。
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