今月8日午前11時40分過ぎ(現地時間)、中国南東部・江西省南昌市で痛ましいバスの事故が発生した。
運転中のバスの運転手(51歳)が突然心臓発作を起こして意識を失い、コントロールを失ったバスが歩行者に突っ込み、街路樹に衝突して停止した。この事故により3人が死亡、7人が負傷した。
中国メディア「極目新聞」があるバス運転手の話を引用して報じたところによると、バス運転手は定期的な身体検査を受けている。勤務前にも血圧検査やアルコール検査などの身体検査を受けなければならないというバス会社の規定がある。健康状態が安定している人でないと運転することができない。
そのため、今回の「運転中に発生した急な心臓発作」について、中国のSNS上では「中国製の新型コロナワクチンの接種と関係があるのではないか」と疑う声も少なくない。
関連投稿には、「自分の周りにもバス運転手を含む多くの知り合いが心臓発作を起こすなどして急死している」と明かすユーザーも多くいる。
今年2月、上海市の路線バスの運転手である傅昇さん(仮名)はエポックタイムズの取材に対し、知り合いのバス運転手2人(いずれも50歳)が急死したと明かした。
急死したうちの1人はバス停で停車中に急死、もう1人は運転中に意識を失った。2人とも特に持病もなく、普段は元気だったという。
傅昇さんは「私たちバス運転手は多くのお客様を乗せているから責任重大だ。そのため、私たちは毎年健康検査を受けなければならない、問題が見つかれば仕事させてくれない」と語り、そのため「2人の急死は中国製の新型コロナワクチンの接種と関係があるのではないか」と疑っている。
傅さんによると、「私たちバス運転手は90%以上がワクチンを接種している、3回接種をしている人が最も多い」という。
(2024年4月8日、中国江西省南昌市で起きたバス事故)
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