台湾・桃園市で「初」となる「クリスピーポークベリー(脆皮焼肉)」バトルが10月に開催を予定されている。(参加受付期間6月10日~7月31日)
桃園市は7日、市内レストランなどのクリスピーポークベリーづくりの名人を招待して、「桃園産・黒毛豚」を使用したクリスピーポークベリー・バトルへの参加を呼びかける記者会見を開いた。
「黒毛豚」は、一般の豚肉に比べて柔らかく弾力があり、臭みもなく煮崩れしにくいことで有名である。そんな「黒毛豚」を台湾北部で一番多く飼育しているのが桃園市だ。
クリスピーポークベリーとは、スパイスに漬け込んだ豚バラを、皮の部分だけ塩釜焼き(塩釜で食材を包むことにより水分を外へ逃さず蒸し焼きにする調理法)にして焼いた「ローストポーク」の一種だ。サクっとしたクリスピー(サクサクとした歯ごたえがあること)な皮、そしてジュワッと溢れ出す肉の旨味、一度食べれば虜になる人が続出する美食である。
この日の記者会見に参加したレストラン関係者の周さんによると、「クリスピーポークベリーは、複雑な工程を経て3日かけて制作する」という。
また、弁当屋の高さんの作るクリスピーポークベリーは「味の素を使用せず、3種類の漢方のほか、塩と氷砂糖を使用する」と話した。
桃園市の張善政市長も会見の席で、クリスピーポークベリーを自ら手でスライスして口に運び入れ、「サクッとしていて、柔らかい」と笑顔でアピール。
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