[東京 22日 ロイター] – 原油先物価格は22日アジア市場序盤の取引で上昇している。投資家は9月にも始まると予想される米利下げを巡るシグナルに注目している。
北海ブレント先物は0035GMT(日本時間午前9時35分)時点で0.48ドル(0.57%)高の1バレル=83.10ドル、米WTI先物は0.42ドル(0.52%)高の80.55ドル。
米連邦準備制度理事会(FRB)は7月30─31日に連邦公開市場委員会(FOMC)を開催する。投資家はFRBが金利を据え置くと予想。年内の利下げシグナルに注目が集まる。
バイデン米大統領は21日、米大統領選挙から撤退する意向を表明し、ハリス副大統領を民主党の大統領選候補として支持すると述べた。
中国の第2・四半期経済成長率が4.7%と予想を下回ったことで、先週は中国の需要に対する懸念が広がり、原油相場の重しとなっている。
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