10月7日夜、広東省深セン市の交差点で、フードデリバリー配達員が乗る電動バイクが突然炎上し、運転手の配達員は車を乗り捨てて命からがら逃げ出した。
事故の目撃者によれば、付近市民は消火器を持って現場に駆けつけ、後に消防車も来た。運転手の男性はやけどを負い、病院に運び込まれたという。
発火原因について、現地消防当局は8日、「調査中であり、調査結果は当事者に通知するが公表はしない」と伝えている。
(現場の様子)
ハンドルのアクセルを、握るだけで走行し、免許も不要の「電動バイク(電動スクーター)」は特に交通渋滞が悪化する都市で生活する市民にとっては、日常生活に欠かせない存在となっているが、品質に問題のあるバッテリー(多くがリチウム電池)が、充電中や走行中に発火する事故はあまりにも多いのが現実だ。
関連ニュースをめぐり、「電動スクーターの充電中、走行中の発火事故は過去に無数に起きているのに、なぜ問題解決されないのか」といった怒りの声がまたしても広がった。
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