今月7日午前4時ごろ、中国湖南省長沙市の飲食店(焼き肉屋)で殺人事件が発生し、3人が死亡した。
現地当局は加害者や被害者の身元については明らかにしていない。
中国メディアによれば、事件のきっかけは飲食店の店主(被害者)と客(加害者)の口論だという。
ネット上で言い伝えられている説によると、加害者の「客」はかねてから店主とトラブルを抱えていたフードデリバリーの配達員だという。以前、店主はその配達員を殴ったが、その様子を見ていた野次馬によって止められた。しかし配達員の怒りは始終収まらず、数日経った事件の日、閉店を待って店に突入して店主と店の従業員、店主の友人ら3人を殺した。犯行後、逃走せずに警察が来るのを待っていたという。店主は普段から「とても横柄な態度な人」だったとされる。
関連トピックスには「それほど加害者のほうも、人生を追い詰められているということか」といった加害者に同情するコメントも寄せられており、「失業、経済問題など、みんな多大なストレスを抱えて生きているが、日ごろからそれらのストレスを発散できる場もないため、何かがあるとまるでガスに火を付けたかのように爆発する」と口にする人も少なくない。
邪気が充満する中国社会
過去数十年にわたる中共による憎悪に満ちた洗脳教育の結果、現代の中国社会は敵意や邪気に満ちている。
これに加え、近年の中国の経済不況や失業率の高止まりなどにより、民衆の生存に対するプレッシャーがかつてないほどまでに高まっている。その結果、ささいな事でも「暴走」してしまうケースが後を絶たない。
このような事態は、過去にはなかっただけに、ネット上では嘆き声が広がっている。
「もう安心して街も歩けない!」
「この国どうなってしまったの?」
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