中国の危険な「お菓子」にご用心を!
最近、中国である女性がお菓子だと思って「かんしゃく玉」をうっかり口の中に放り込み、噛んでしまった。女性の口の中でそれは爆発し、女性は負傷することに。
なお、「かんしゃく玉」は花火の一種で、火薬を利用して大きな音を立てて遊ぶための玩具。クラッカーボール、投げ弾とも言う。

「事件」が起きたのは2月5日、四川省成都市のある民家の中だ。被害者の女性は、家族が買ってきたお菓子がたくさん詰まった袋の中からお菓子のような「かんしゃく玉」を取り出し、口の中へ放り込んだ。
すると、爆発。
「爆発した時、私は呆然としてしまった。当時は痛みすら感じなかった、ただ口の中が火薬の味しかしなかった」と女性は振り返った。
「とっさのことで痛みすら感じなかった」ようだが、女性の口の中は当然負傷した。
「何なの? あの包装は! あれはどうみても小さいときによく食べてたお菓子とそっくりじゃないか!」と女性はとても怒っている。
このニュースを聞いて「やはりお菓子と見間違えてもおかしくない包装だ!」「子供はきっとお菓子と勘違いして食べてしまうだろう!」「キケンすぎる包装だ」とする意見が殺到した。
中国では消費者を引き付けるために、潜在的な安全上の危険性を無視してユニークな製品デザインを追求するあまり、食べるとキケンな「かんしゃく玉」の包装でも、キャンディのような包装をしていることがしばしばある。
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