激変する中国 身分証を奪われ、12時間労働、報酬ゼロ…報道と同時に逃走劇

「知的障害者を酷使する」中国の奴隷工場

2025/06/09 更新: 2025/06/09

中国湖南省のれんが工場で、知的障害を持つ男性たちが、実は長時間労働を強いられていた実態が著名のSNSで、暴露され、話題となている。

奴隷工場の内幕を暴いた中国の反・人身売買の有志・「上官正義」さんによると、障害者たちは身分証を没収されたうえで1日12時間の肉体労働に従事させられ、年中無休、報酬は一切なし。病気になっても痛み止めしか与えられず、過酷な環境の中で、手袋もマスクもなく素手で高温のれんがを扱っていたという。

 

上官正義さん(SNSより)

 

しかし、上官正義さんさんがこの件について現地110番に通報した直後、工場側は急遽、知的障害者ら5人を車で“移送”しようとした。地元警察によって阻止されたが、タイミングが一致することで、多くのネットユーザーは「警察内部に奴隷工場に情報を漏らす者がいるのでは」と不信感を強めた。

中国では過去にも、障害者が工場で奴隷のように働かされていた事例が何度も発覚していた。だが、そのたびに騒がれては忘れられ、実効性ある再発防止策は取られなかった。

「一部の悪質な業者のせい」と片づけるには、あまりに同じことが繰り返されすぎている。これはもはや国家の責任そのものだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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