「外国人犯罪のみ不起訴が多いというのは正しい認識ではない」
自民党の小野田紀美参議院議員は8月31日、自身のX(旧Twitter)を更新し、自身の国会質問の内容が一部のネットニュースで「悪意ある切り取り」をされていると指摘し、本来の質問の趣旨を説明した。
小野田議員は一部の報道が、あたかも自身が「外国人犯罪の不起訴率の高さ」を問題視しているかのような印象を与えていることに対し、明確に否定した。
小野田議員は、実際のデータに基づき「不起訴率は外国人被疑事件の方が低い」と事実関係を強調。その上で、「外国人犯罪も日本人犯罪も不起訴になる事が多いのが問題」であると述べた。
国籍を問わず、日本の刑事事件における全体の起訴率が低い現状に警鐘を鳴らし、「全ての事件の起訴率を上げていかねばならないという質問だった」と、本来の主張を明らかにした。
今回の投稿は、国会議員の発言がその意図と異なる形で切り取られ、拡散されることへの警鐘となり、同時に日本の司法制度における起訴率のあり方について一石を投じるものとなった。
ネット上では、議員の真意の説明に対し、「これこそが本質」「切り取りは酷い」といった共感の声や、情報の正確な伝達の重要性を指摘する意見が寄せられている。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。