中国 正式解雇避ける「追い出し」に批判

「減給で退職迫るな」ファーウェイ外注先で100人超が集団抗議

2026/05/14 更新: 2026/05/14

中国でまた大規模な集団抗議が起きた。

5月11日、通信機器大手、ファーウェイ(華為技術)の外注先企業、中軟国際 の西安拠点で、社員100人以上が集まり、「給料を下げられ、自分から辞めるよう圧力をかけられている」と抗議した。

現場動画では、社員らが会社側に「辞めさせたいなら補償金を払え」「毎回『確認します』と言うだけで、誰も対応しない」と怒りをぶつける様子が映っていた。抗議の様子を社員ら自身によってライブ配信し、会社幹部をその場で追及する場面もあった。妊娠中の社員も抗議に参加していた。

社員側によると、会社は正式なリストラを発表せず、減給や部署移動、厳しい評価制度などで社員を追い込み、自主退職へ誘導しているという。

近年、中国では景気悪化でIT業界のリストラが急増している。ただ、正式解雇にすると会社側に補償義務が発生するため、減給や部署移動で社員を追い込み、自分から辞めさせるやり方が横行している。

ネット上でも「最近の中国企業はこのやり方ばかり」「労働法が意味をなしていない」と批判が広がっている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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