中国 精神病院や特殊学校に収容されていたことが判明

ライブ配信で「習近平は独裁者だと思いますか?」 質問後に失踪した15歳少年が安否報告=中国

2026/06/20 更新: 2026/06/20

昨年、ライブ配信を視聴中、配信者に対して「習近平は独裁者だと思いますか?」と質問した後に行方不明となっていた河北省の15歳の少年・張琪沅さんが、約1年ぶりに無事を報告した。

6月17日、アメリカ在住の民主活動家・界立建氏がXで動画を公開した。動画の中で張さんは、自身がこれまで経験したことを語っている。

張さんによると、数か月間にわたり精神病院に収容され、その後は特殊教育施設へ移送された。収容先では、警察官から木の棒で脅されることもあったという。

この事件は2025年にさかのぼる。張さんはライブ配信を視聴中、配信者に対して「習近平は独裁者だと思いますか?」と質問したことで地元警察に呼び出された。その後、「自殺しない」「妥協しない」とする声明を発表したが、まもなく行方不明となった。

2025年7月12日には、台湾の反共インフルエンサー・八炯氏が、張さんからの救援動画を海外SNSで公開していた。

今回、界立建氏は、張さん本人から動画の公開を託されたと説明している。より多くの人が関心を持つことで本人の安全につながり、迫害に関わる側への圧力にもなるとして、引き続き安否を見守ってほしいと呼びかけている。

15歳の少年が投げかけた一つの質問に対し、国家権力がここまで動いたことに、多くの人が衝撃を受けている。

国家権力がここまで動いた相手は、反政府組織でも著名な活動家でもない。15歳の少年だった。その事実に、中国社会の異常さが凝縮されている。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
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