イランタンカー沈没、「石油が日韓周辺海域に流れる」=英研究チーム

東シナ海で1月6日夜、イランの石油タンカー「サンチ」が中国の貨物船と衝突し炎上をした。14日、サンチが爆発して沈没したのを確認された。同タンク―の乗組員32人が全員死亡した。専門家は、タンクーに積載された石油が流出して、潮や海流の影響で、今後韓国や日本の日本海と太平洋沿岸部の広範囲に漂着すると予測している。
2018/02/03

中国機墜落で12人死亡、トラブル軍機での訓練は命がけ=軍情報筋

英文中国紙サウスチャイナモーニングポスト2月2日付は、訓練中の中国軍機が墜落した事故について軍の関係筋の話を引用し、少なくとも12人が死亡したと報じた。野心的な軍事計画を推し進める中で、エンジンなど設計に問題のある軍用機を使うのは「致命的な問題だ」と同筋は事故の背景を明かした。
2018/02/02

【中国のことわざ】三顧の礼

ある人が劉備に諸葛亮を推薦した。彼が稀代の天才だというのだ。そこで劉備は、関羽と張飛を連れて隆中の諸葛亮に会いに行った。ところが、諸葛亮はあいにく不在で、どこに行ったのか、いつ戻るのか、わからなかった。劉備は残念がることしりきりであったが、しかたなく引き返すことにした。
2018/02/02

王岐山氏、政界復帰濃厚「米中問題に注力」との見方

昨年10月の中国共産党大会以降、最高指導部から退任し、一般党員となった習近平国家主席の腹心である王岐山・前中央規律検査委員会書記に関して、このほど政界に帰還する動きが出た。同氏は1月29日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の代表に指名された。専門家は今後、王氏が引き続き党内要職に就くとの見通しが濃厚だと分析した。海外メディアは、要職に就任後、王氏は米中関係の改善に力を入れるだろうと予測している。
2018/02/02

華春瑩報道官、産経新聞記者を質問攻め 中国取材環境レポートを否定

中国に駐在する外国メディアの特派員らからなる組織「FCCC(中国外国特派員クラブ)」は1月末、中国における労働環境の調査レポートを発表し、取材活動の環境は悪化していると報告した。これについて、産経新聞記者が2月1日の中国外交部(外務省)定例会見で取り上げ、「私たちも同じような(取材妨害を)経験している」と主張。取材環境改善を希望すると述べたが、華春瑩・報道官は「産経新聞が問題に直面しているというなら、どうして自省しないのか」と言い返した。
2018/02/02

成田空港騒ぎ、北京「火消し」に躍起 ちらつく日本懐柔策

日本の成田空港で1月24日夜、格安航空会社(LCC)の上海行の便が欠航になり、一部の中国人乗客がLCC側の「対応不備」に強く抗議し、逮捕者の出る騒動を起こした。中国国内では反日ムードが一気に高まったが、「火消し」に奔走したのは中国政府だった。素早い鎮静化への動きには、中国主導の大規模経済圏構想「一帯一路」において、日本政府の協力を引き出すことを見越した、北京の懐柔戦略がちらつく。
2018/02/01

日本のゲーム「旅かえる」中国で大ヒット、孤独な若者の心をつかんだ?

日本のスマートフォン向けゲームアプリ「旅かえる」が中国で今、旋風を巻き起こしている。このゲームは2カ月前に日本でリリースされたが、現在中国国内アップルストア無料ランキングのゲームカテゴリーでダウンロード1位となっている。
2018/02/01

河野外相訪中、関係改善一致も敏感問題で距離縮まらず

河野太郎外相は1月28日から29日までの24時間の中国北京滞在スケジュールで、李克強総理、王毅外交部長、楊潔篪国務委員(元外交部長)と会談した。米政府系ボイスオブアメリカ(VOA)によると、日中双方は関係改善で一致したが、日本側の改善に向けた具体案には中国側は慎重な姿勢を崩さなかったという。
2018/02/01

無印良品の尖閣記載について中国が処分 菅官房長官「企業の活動に影響」

中国国家測量地理情報局は1月29日、日本の良品計画が運営する「無印良品」重慶市店舗で配布したカタログにある記載地図に「釣魚島(沖縄県尖閣諸島の中国名)の記載漏れ」があったとして、同社に地図の廃棄処分と再発防止を求めた。
2018/01/31

中国人が日本の不動産投資を好む5つの理由

中国出身で米国籍投資家の薛蛮子(本名薛必群)氏はこのほど、京都にある古い町並みの景観が残る長屋を購入したことを、ソーシャルメディア「微博」に投稿した。中国国内インターネット上で注目され、中国人の日本不動産投資ブームがふたたび話題になった。
2018/01/31

中国空軍機が墜落、現場動画ネットに流出 死者多数か=貴州

29日午後、中国貴州で訓練中の中国空軍機が墜落した。空軍が同日、事故発生について発表したが、死傷者や軍用機の種類は明らかにしていない。香港のフォニックスTVは中国ネットに出回る、事故現場を撮影したものとみられる動画を引用して報じている。映像には、事故機とみられる航空機が低い高度で飛行する様子や、荒野のなかで燃え盛る機体、墜落の衝撃で飛び散った残骸などが映っている。
2018/01/31

インテル、欠陥通知で米政府より中国企業を優先 悪用の懸念も

米半導体大手のインテルは、自社製のチップに存在するセキュリティ上の重大な欠陥を発見した後、米国政府よりも先に中国企業を含む大手提携先に通知した。中国政府が先に情報を入手する恐れがある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)などが29日報じた。
2018/01/30

劉鶴氏、経済担当の副総理に就任報道 習氏の中学同級生

中国当局は3月に開かれる全国人民代表大会(全人代、日本の国会相当)で、習近平国家主席の首席経済アドバイザーを務める劉鶴・中央財経領導小組弁公室主任を、経済担当の副首相に起用する予定と香港メディアは報じた。報道が事実なら、習近平氏が党内慣例を打ち破り、劉氏をスピード出世させたことになるとの見方が広がっている。
2018/01/30

中国、サルのクローンに成功 霊長類で世界初 倫理面の懸念も

中国科学院の研究グループが2匹のカニクイザルを誕生させたことが、25日付けの米科学誌『セル』電子版で発表された。人と同じ霊長類のクローンとしては世界初。人間のクローン作成にさらに近づく技術について、倫理面的な懸念が高まっている。
2018/01/29

コインチェック、不正流出で460億円補償へ、中国人投資家から賞賛の声

仮想通貨取引大手コインチェックが28日、仮想通貨「NEM(ネム)」が不正に流出したことを受けて、ネムを保有する約26万人の投資家に対して、日本円での損害補償を行うと発表した。仮想通貨取引に強い関心を寄せる中国では、一部のネットユーザーは、同社の措置について「良心的」、「責任感が強い」と称賛した。
2018/01/29

孟母三遷の教え

孟子の母親の姓は「仇」。父親の名は「孟激」といい、孟子が年少の頃に世を去った。孟母は「胎教」の重要性をよく知っていて、『韓詩外伝』の一節によると、「私はこの子を孕んでから、座席がきちんとしていなければ座らず、きれいに切っていないものは食べない。これこそが胎教である」と口にしていたという。
2018/01/28

南京市で大規模な抗議デモ、投資サイト取り締まりに強い不満

中国当局がこのほど、国内オンライン投資サイト「銭宝網」を突然「ねずみ講」と決め、同社創業者を逮捕したのを受けて、江蘇省南京市で投資家数千人が地元政府に対する抗議デモが起きた。投資家らは、同サイトの閉鎖によって巨額な損失を被ると訴えた。江蘇省当局はデモ鎮圧のため、全省各地から新たに6000人の警官を確保した。
2018/01/26

中国当局、グアム付近で超音波探知装置を設置 米軍基地が標的か

中国政府は米軍基地がある西太平洋の米領グアム近くの海底に、2カ所で超強力な超音波測定装置(ソナー)を設置した。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)が22日に報じた。
2018/01/24

中朝国境に検問所・放射線検出器を増設 専門家「中国は最悪の事態に備えている」

北朝鮮と韓国による南北会談が今月9日行われた。昨年から続いた朝鮮半島の緊張感がやや緩和されると期待されている一方で、中国当局が朝鮮半島の有事を想定し、「最悪な事態」に備えるために中朝国境で軍事的な配備を強めている。専門家は、中国共産党内部と北朝鮮金正恩政権内部ではそれぞれ、中朝関係について意見一致していないことが、現在北朝鮮の核問題をめぐり事態の複雑化と不確実性を招いたと指摘した。
2018/01/23

データ改ざんのやりすぎ?スモッグ監視機に噴霧 設置ビルが氷結=中国寧夏

寧夏回族自治区石嘴山市の環境当局はこのほど、スモッグ監視データを「改善」するため、連日で大気汚染監視システムが設置された自局庁舎ビルの周辺で噴霧放水を行ったが、気温の急低下によって建物全体が凍結してしまった。
2018/01/23

川崎重工、中国企業に勝ち NY市地下鉄1600両受注へ

米ニューヨーク市の地下鉄を運営するニューヨーク州都市交通局(MTA)は19日、川崎重工業がニューヨーク市内の新型地下鉄車両を受注することになったことと発表した。受注規模が最大1612両で、総額が約36億1200万ドル(約4000億円)と、川作重工業として過去最大となった。共同通信社が20日報じた。
2018/01/22

露、中国に最先端地対空ミサイルを供給開始 台湾全土を射程圏内に

ロシア政府はこのほど、中国当局に対して最先端の超長距離地対空ミサイルシステム「S-400」を引き渡し始めた。専門家は、中国側がS-400を配備した後、台湾全土を射程圏内に設定する可能性が高いと指摘した。
2018/01/22

道を失って堕落した殷からの誡め

商(殷)(前1600頃~1046年)は天乙(湯)から帝辛(紂王)までの30代を経た。殷の後期に入ると、次第に先王の道から逸れてしまい、紂王の代にいたると、道を完全に失い、堕落しきった。
2018/01/20

中国当局、17年GDP成長率6.9%と発表、専門家「実質は半分以下」

中国当局は18日、輸出や個人消費、住宅向け開発投資などが好調だったため、2017年国内総生産(GDP)は物価変動を除く実質で前年比6.9%増となったと発表した。当局は、昨年のGDP成長率は成長率目標「6.5%前後」をクリアし、7年ぶりに前年を上回り加速したとした。しかし、海外メディアは中国当局のGDP統計の信ぴょう性について疑問視した。
2018/01/20

世界自由度ランキング、日本はアジア1位 香港は後退=米人権団体

米国に本部を置く国際NGO団体フリーダム・ハウス(Freedom House)が15日、世界各国の自由度を格付した報告書「世界自由度2018」を発表した。なかで100点満点(もっとも自由)に対し、中国は14点、香港は59点とそれぞれ「不自由」と「一部自由」のランクに分類された。
2018/01/20

米テキサス州立大学オースティン校、中国マネーを拒否 「学問の自由を保障するため」

中国共産党政権が世界各国でお金をばら撒き、影響力を拡大しようという企みに、各国は警戒を強めている。米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、ジョシュ・ロジン(Josh Rogin)氏は14日、米テキサス州立大学オースティン校が学問の自由を守る観点から、中国政府とつながりのある財団からの寄付を拒否したと伝えた。
2018/01/19

江西省副省長、規律違反で調査 党大会後に5人目の「大トラ」

中国共産党中央規律検査委員会は17日、ホームページで江西省の李貽煌・副省長(55)が「重大な規律違反」の疑いがあったとして、現在取り調べを進めていると発表した。
2018/01/19

長時間労働、素手で有毒品…中国iPhone工場に米人権団体が潜入調査

米アップル社の人気スマートフォン「iPhone(アイホーン)」の中国での製造工場で、労働環境の劣悪さがたびたび報道された。このほど、iPhoneのフレーム製造を手掛ける中国江蘇省宿遷市にある工場で、労働者の長時間労働などのほかに、有毒化学物質の汚染に侵されていることも新たに伝えられた。
2018/01/18

投資そのもの「武器化」する 中国の外国技術力入手戦略=米国委員会

米議会では、対外投資審査を厳しくするよう求める声が上がっている。外国投資と国内安全保障を審査する対米外国投資委員会 (CFIUS)は9日に専門家を招き聴聞会を開いた。委員会は、海外資本による米企業の買収阻止や合弁企業の監視など権限強化を目指している。
2018/01/17

一帯一路、中国から労働者流入、宗教紛争タネに…パキスタン住民に広がる不安

パキスタン当局は、中国の「一帯一路」構想の中核とされる中国パキスタン経済回廊(CPEC)の推進に積極的な姿勢をみせている。 プロジェクトでは180万人もの「雇用創出」を謳い文句としているが、地元住民は信用できないでいる。中国からの労働者流入や、環境汚染、宗教紛争のタネになりかねないなど、心配事は絶えない。ドイツ公共放送「ドイチェ・ヴェレ」が13日報じた。
2018/01/16