中国元汚職高官ら 投獄後も豪華食事、「ふかひれ」「ナマコ」も
中国では16日に旧暦新年を迎えた。この正月期間中、中国汚職高官などを収監している北京市昌平区にある秦城監獄での食事メニューに注目が集まった。習近平当局が主導した反腐敗キャンペーンで摘発された「大トラ」の食事は閣僚級の待遇に準じて、豪華に賄われているという。
日本語ニュースサービスを開始する新華社、報道機関、それとも諜報機関?
中国共産党政権はグローバル規模でソフトパワーを浸透させ、諜報活動を展開している。
日本進出の滴滴出行 台湾で利用者データを中国に転送
中国インターネット配車サービス最大手の滴滴出行(以下、滴滴)は9日、ソフトバンクと合弁会社を設立し、今後日本のタクシー市場に進出する計画を発表した。しかし、一足早くサービスを開始した台湾で問題が続出した。
1800年前、餃子は薬だった!
日本人の大好物の1つである「餃子」は中国の東漢時代に由来し、当時の名医・張仲景(ヅァン・ゾンジン)が創案したものである。それは元々形が耳に似ていることから、当時「嬌耳(ジャウ・ア)」(可愛い耳)と呼ばれていた。
北海道の開発含む 中国「氷上のシルクロード」東京ですでに説明会
1月26日に中国国務院が発表した同国初となる北極圏政策「中国北極政策」で、北極海の海運権の掌握を狙う野心的な計画が明らかになった。政策の発表は、ユーラシア大陸を陸路と海路でぐるりと繋ぐ中国主導の経済圏構想「一帯一路」に、北極圏にも広がる第三のルートである北極海航路「氷上のシルクロード」の本格的な開発が始まることを意味する。
ツイッター、中国の検閲に協力「ハッキングされるから」元技術者が暴露
メディアやSNSの偏向性を調査するNGO組織は最近、ツイッター(Twitter)元技術者の話を記録した映像をネットに公開した。それによると、ツイッターは中国共産党当局の検閲を受け入れ、ユーザアカウントを停止していると暴露した。もし、中国側の情報統制に協力しなければ、当局によるサイバー攻撃に遭うといった、圧力を受けていることも明かした。
芸術を愛した皇帝 北宋・徽宗の明と暗
中国歴代の皇帝は、その個人に初めから権威があったわけではない。つまり、権威の象徴は個人ではなく、あくまでも天から授かったとされる皇宮の玉座にある。その前提の上で、覇権争いの末、その玉座についた人物に対して、後天的に絶大な権威が与えられるのである。
北朝鮮ナンバー2の処刑、罵詈雑言の判決文「文革思わせる北は中国の反面教師」
「犬畜生にも劣る醜い人間のゴミ」「天下の万古逆賊」「反党・反国家・反人民的罪悪」ーかつて北朝鮮金正恩政権のナンバー2とされた人物の死刑判決文には、聞くに堪えない罵詈雑言が並んだ。当時、頭を押さえつけられた張氏が罪を認める裁判所内での映像を朝鮮中央放送が報じている。
中国配車アプリ「滴滴」、日本進出 「白タク」など課題も
中国インターネット配車サービス大手滴滴出行(Didi Chunxing、以下は滴滴)は9日、ソフトバンクと合弁会社を設立し、今後日本のタクシー市場に参入する計画を発表した。
中国の覇権戦略、欧州まで影響力拡大「ロシアより一枚上」=報告書
欧州の主要シンクタンク、ベルリンに本拠を置くメルカトル中国問題研究所(MERICS)とグローバル公共政策研究所(GPPi)は5日共同で発表した調査報告で、覇権主義を強める中国共産党がここ数年、欧州で影響力を拡大していると分析した。独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel))などが報じた。
法輪功学習者に相次ぎ無罪判決 昨年で76人
1999年から始まった法輪功学習者を対象とする不当な弾圧で、これまで多くの学習者は有罪判決を下された。しかし昨年では、法輪功学習者は裁判で無罪を勝ち取るケースが相次いだ。
中国人投資家、米大使の「微博」をジャック、株価急落で当局に不満
中国では今週金曜日の16日に旧正月を迎える。米国駐中国大使館は8日、交流サイト(SNS)「微博」公式アカウントを通じて、テリー・ブラインスタッド大使夫婦が新年のあいさつを述べる動画を掲載した。しかし、同アカウントは最近株価急落に不満を募らせた中国人投資家が相次いで投稿し、怒りをぶつける場所となった。現在同アカウントのコメント機能が停止されている。ネット検閲を強化した中国当局が行ったとみられる。
チャイナリスク早くも露呈 ドイツ銀、大株主中国海航の資金難で株安
中国複合大手海航集団(HNAグループ)がこのほど債務返済のために、保有する欧州金融大手ドイツ銀行の株式の一部を売却したこと。HNAは同銀行の筆頭株主で、昨年末以降HNAの債務問題が明るみになってから、ドイツ銀行の株価下落が続いている。
<台湾地震>救助隊の拒否で中国が腹いせ? 「日本チームはさっさと撤退した」と批判
台湾東部を襲った地震で、救出作業のため、8日現地入りしていた警察や消防などの日本の専門家チームが活動を終え、10日に帰国した。チームはがれきの下の生命反応を感知する機器を台湾側に提供するなど救出作業に協力した。
忘れ去られていた技術 千年経っても万里の長城が崩れない理由
最新の研究によると、現在のアジア人が主食の一つとしているもち米は、中国古代において強度の非常に強い工業モルタルとして使われていたことがわかった。またこの種類のモルタルは、現存している古代建築を修繕する上で最適な材料であるという。
中国人富裕層の投資先 香港離れ加速、脱税防止制度の影響で
世界コンサルタント大手キャップジェミニの統計によると、中国人富裕層は投資先を香港からシンガポールに移転する動きを加速化している。香港政府が昨年、脱税や租税回避の行為防止として「共通報告基準(CRS)」国際制度に加盟したことが主因だ。同制度では、香港の金融機関が中国当局に利用者の口座情報を提供する義務がある。ブルームバーグが8日伝えた。
中国の高速鉄道で故障 走行車両は世界最高時速350キロの復興号
2月8日、北京発四川省成都市行きの高速鉄道が故障のため、80分の遅延が発生した。故障したのは世界最高時速350キロで運転可能な中国の新型高速鉄道「復興号」。
台湾、中国の災害援助を断り日本の専門家を受け入れ
台湾当局は7日、中国共産党政府からの救助チームの派遣について、「すでに十分な物資と人材がある」として拒否した。その後、日本の救命活動の専門家7人を受け入れた。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は8日、日本を「特別扱いしている」として、台湾の姿勢を批判する記事を掲載した。
アジアの大学ランキング 中国メディア「日本を圧勝」にネットは冷やか
英教育誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーションは2月6日、アジアの大学ランキングを発表した。2017年に続き、トップ10にランクインした日本の大学は東京大学1校のみとなった。
孔子学院は「反米の外国勢力」閉鎖よびかけ=米上院議員
米国議会上院議員はこのたび、米国内の学校に対して、中国共産党による一元的な歴史観や社会主義教育を施す孔子学院を閉鎖するよう呼びかけた。
「パパ、仕事ばかり!」不満を爆発させた女児の動画が中国で人気
最近、仕事に夢中の父親に不満をぶちまける女の子の動画はインターネットで人気を博した。2000万回を再生されるなど女の子のけなげな姿は視聴者の心をつかんだ。
テンセント、信用情報システムを1日で閉鎖 「政府のビジネスに手を出すな」
中国では信用情報の産業化が進んでいる。中央銀行である中国人民銀行 (PBoC)は独自に信用情報システムの開発を進め、民営企業の市場参入を認めなくなった。英フィナンシャル・タイムズ(FT)が4日報じた。
中国2隻目の国産空母、戦闘機搭載数40機に=米誌
中国当局は、国産航空母艦(空母)の製造を加速化している。ウクライナから購入した空母を基に改造した「遼寧」がすでに就役しているほか、軍当局は国産空母を続々と進水と就役しようと計画している。また、当局は戦闘機搭載量の拡大、攻撃威力の強化を中心に空母を製造しているという。
新浪微博、中国当局の取り締まりで株価下落 1600億円超蒸発
中国ネット情報統制当局が国内インターネット上のSNS(交流サイト)を運営する企業に対して取り締まりを強化している。このほど、ポータルサイト「新浪網」傘下のミニブログ投稿サービス「微博(ウェイボ)」(以下、新浪微博)に対して、同検索キーワードランキング(熱捜榜)サービスなどの機能を一時停止するとの措置を行った。
中国吉利汽車、メルセデス・ベンツを傘下に? ダイムラー株買収検討=独メディア
中国自動車メーカー吉利汽車の創業者である李書福氏が、ドイツ同業ダイムラーの株式を買収する計画をしている。買収案が成功すれば、李氏はダイムラーの筆頭株主になるとの見通しだ。独紙・ビルトが4日報道した。独メディアは、李書福氏と習近平国家主席と近い関係にあるため、今回の買収案には中国当局の意向があるとの見方をする。
英首相、「一帯一路」共同文書に署名せず 中国の「欧州分断工作」に広がる危機感
英国のメイ首相はこのほどの訪中で、中国とは「黄金時代」と良好関係をアピールする一方、中国が主導する広域経済圏構想「一帯一路」を全面的に支持する覚書の署名に応じなかった。訪問中、90億ポンド(約1兆4000億円)超相当の契約に締結したものの、中国の拡張路線への不信感を改めて示したものとなった。英BBC中国語版が1日報じた。
今もなお38人拘留、中国での報道環境ますます悪化=国際団体
国際ジャーナリスト連盟(IFJ)は2月2日、中国の報道の自由についてまとめた年次レポートを発表した。このなかで、現体制下では「中国、台湾、香港、マカオにおける言論の自由に対する抑圧が強くなり、情報封鎖は厳しくなった」と指摘した。
米検察当局、「偽フォロワー工場」を摘発 新華社は重要顧客
米ニューヨーク州の検察当局がツイッターで偽アカウントを販売する企業デバミー(Devumi)社を調べており、中国国営の新華社通信が重要顧客の一つであると1月28日、ニューヨーク・タイムズ紙(電子版)が報じた。
実はプラス思考の表現だった「鳴かず飛ばず」
プロの世界で名を成すことのできる人は、ほんの一握りです。甲子園を沸かせ、鳴り物入りでプロに入りながら、「鳴かず飛ばず」で終わった選手は珍しくありませんし、演歌の世界では、今では大御所といわれる人であっても、その多くが「鳴かず飛ばず」の苦しい下積み生活を経験したことがあるようです。
中国前財務相、「中国金融リスクは08年の金融危機より深刻
中国の楼継偉・前財政部部長(財務相、68)はこのほど、国内の企業発展関連会議において、中国金融市場における「金融システムリスクの確率は、2008年世界金融危機前の米国の金融リスクよりはるかに高い」と警鐘を鳴らした。