米軍兵士8500人、NATO要請に備え派兵待機=国防総省
[ワシントン 24日 ロイター] - ウクライナを巡る情勢が緊迫する中、米国防総省のカービー報道官は24日、必要に応じて極めて短時間で欧州に派遣できるよう、米軍は兵士約8500人を派兵待機としたと発表した。 カービー報道官は、8500人の兵士の大部分は北大西洋条約機構(NATO)が要請した場合に備え、NATO緊急即応部隊に参加できるよう派兵待機とされていると述べた。 カービー報道官によると、
ロシア、ウクライナ東部ハリコフ占領の恐れ=ゼレンスキー大統領
[キエフ 21日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は21日、ロシアがウクライナを侵攻すれば東部の都市ハリコフを占領する可能性があり、これをきっかけに「大規模な戦争」が勃発する恐れがあるとの考えを示した。 ゼレンスキー大統領は米紙ワシントン・ポストに対し「ロシアが一段のエスカレーションに動けば、伝統的にロシアとのつながりのある人々が暮らしている地域に対する行動を起こす」との見方を示し、
日米首脳会談、協力強化で合意 経済・安保上の問題巡り
[ワシントン/東京 21日 ロイター] - 岸田文雄首相とバイデン米大統領は21日、テレビ電話形式で会談し、中国や北朝鮮のミサイル発射、ロシアによるウクライナ侵攻の可能性など経済および国家安全保障上の差し迫った問題に関する協力を強化することで合意した。 昨年10月に就任した岸田首相にとって実質的に初の日米首脳会談となる。約80分間に及んだ会談後、岸田首相は「自由で開かれたインド太平洋の実現に向け、
米ロ外相、ウクライナ問題を協議 「今日の解決見込まず」
[ジュネーブ 21日 ロイター] - ブリンケン米国務長官とロシアのラブロフ外相が21日、スイスのジュネーブで会談した。 ブリンケン長官は会談の冒頭、ウクライナを巡るロシアとの見解の相違について「今日この場で見解の相違を解消できるとは思わない。だが、外交、対話の道が残されているかどうかを確認したい。われわれはその道を歩み、平和的に見解の相違を解消する意向だ」と発言。 ラブロフ外相も、今回の会談で
「いじめっ子と独裁国家」に対抗措置を 豪国防相、各国の連携を強調
ダットン豪国防相は20日、ウクライナとの国境地帯で軍備を増強させるロシアの動きは「いじめっ子や他の独裁国家」の増長につながると懸念を示した。侵攻すれば数千人の命が犠牲になる恐れがあるとも警告した。
ロシアがウクライナ越境なら「侵攻」、バイデン大統領改めて表明
[ワシントン 20日 ロイター] - バイデン米大統領は20日、ロシアの軍部隊が国境を超えてウクライナに入れば「侵攻とみなすことをプーチン大統領に明確にする」と表明した。 バイデン大統領は、ロシアがウクライナに侵攻すれば、米国と同盟国が協議している「厳しい協調的対応や経済的対応」に直面することになるとし、対応についてはプーチン大統領にも明示していると述べた。 その上で「プーチン大統領が侵攻を選択
米大統領発言、ロシア侵攻認めるものではない=NATO事務総長
[20日 ロイター] - バイデン米大統領がロシアによるウクライナ侵攻を巡り「小規模な侵攻」であれば、代償も小規模にとどまる可能性を示唆したことを受け、北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は20日、バイデン氏の発言はロシアのウクライナ侵攻を認めるものではないと述べた。 CNNのインタビューで、バイデン氏の発言はロシアの侵攻を認めたことになるのかと問われ、「そんなことは全くない」と
米、バルト三国にウクライナへのミサイル移動を承認
[ワシントン 19日 ロイター] - 複数の関係筋によると、米国務省はバルト三国に対し、米国製のミサイルなどをウクライナに移動することを許可した。 バイデン米大統領は19日、ロシアによるウクライナ侵攻を予測した上で、本格的に軍事侵攻すれば大きな代償を払うことになると語った。 米国から購入した武器を第三国に移す場合、輸出管理規制により、米国務省の承認が必要となる。 関係筋によると、今回の承認により、
米政権、半導体業界に対ロシア輸出規制の可能性警告 ウクライナ侵攻なら
[ワシントン 19日 ロイター] - 米ホワイトハウスが、ロシアによるウクライナ侵攻が起きた場合、新たな対ロシア輸出規制に備えるよう米半導体業界に伝えたと、関係筋が明らかにした。規制にはロシアの世界電子機器供給へのアクセス阻止が含まれる可能性があるという。 関係筋によると、米国家安全保障会議(NSC)高官らは14日に半導体産業協会の幹部と行った電話会合で、ウクライナ情勢について「異例の状況で、第2
独、ロシアがウクライナ侵攻ならノルドストリーム2停止検討=首相
[ベルリン/モスクワ 18日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は18日、ロシアがウクライナに侵攻すれば、ドイツはロシア産天然ガスをドイツに送る海底パイプライン「ノルドストリーム2」の停止を検討すると述べた。 ロシアによるウクライナとの国境沿いでの軍増強を巡り、ロシアと西側諸国は先週、一連の協議を行ったものの議論は平行線をたどり、ショルツ首相はこの日、ベルリンで北大西洋条約機構(NATO)の
カナダ、ウクライナに小規模な軍特殊部隊展開=報道
[17日 ロイター] - カナダは、ロシアとウクライナの緊張関係緩和に向けた先週の安全保障関連協議で打開策が見いだせなかったことを受け、ウクライナに小規模な特殊部隊を展開している。加グローバル・ニュースが伝えた。 ロシアはウクライナとの国境付近に10万人超の兵士を駐留させており、米ホワイトハウスは14日、ロシアが外交で目的を果たせなかった場合に戦争の口実を捏造し、ウクライナに近く侵攻する準備を進
米、ロシアのウクライナ侵攻に向けた準備懸念=ホワイトハウス
[ワシントン 14日 ロイター] - 米ホワイトハウスは14日、ロシアが外交で目的を果たせなかった場合に戦争の口実を捏造し、ウクライナに近く侵攻する準備を進めているとの懸念を表明した。 ホワイトハウスのサキ報道官は記者団に対し、ロシア政府が「外交によって目的を果たせない場合、広範な人権侵害と戦争犯罪を引き起こしかねない、ウクライナへの侵攻に向け準備を進めている」ことを懸念していると指摘。「計画の
ウクライナ政府サイトに大規模ハッカー攻撃 「最悪を覚悟しろ」
[キエフ 14日 ロイター] - ウクライナ政府機関の複数のウェブサイトが13日遅く、大規模なサイバー攻撃を受けた。「恐れろ、最悪を覚悟しろ」といったメッセージが表示されており、一部のサイトは14日午前の段階でアクセス不能となっている。 政府は調査を開始。外務省報道官はロイターに、まだ攻撃元を特定できていないが、過去の同様のサイバー攻撃にはロシアが関与していたとコメントした。 サイバー攻撃を受
ロシア、ウクライナ国境付近で軍事演習実施 戦車と実弾使用
[モスクワ 11日 ロイター] - ロシアは11日、ウクライナとの国境付近で戦車と実弾を使った軍事演習を実施した。 ロシア国防省によると、ロシア南西部の4地域で約3000人の兵士が模擬戦闘を含む訓練に参加した。 ロシアと米国は10日にジュネーブで「戦略安保対話」を実施し、ウクライナを中心とする欧州の安全保障に関して協議したばかり。 ロシア大統領府のペスコフ報道官は、10日に米国とオープンで直接的な
ウクライナ巡る10日からの協議、米ロ悲観的 「進展期待できず」
[モスクワ/ワシントン 9日 ロイター] - ロシアは9日、米国の圧力に屈して譲歩することはないと表明し、10日からのウクライナ危機を巡る協議について、予定より早期に終了する可能性があるとけん制した。一方、米政府は、協議では大幅な進展は期待できず、ロシアが緊張緩和に向けた措置を取るかどうか次第とした。 協議は10日にジュネーブで始まり、その後ブリュッセル、ウィーンで行う。米国は協議で、ロシアによる
林外相、米ブリンケン国務長官と電話会談 「日本外交にとって大変良いキックオフ」
林外相は1月6日、米国のブリンケン国務長官と35分間の電話会談を行った。双方は日米同盟の強化やインド太平洋地域の安全保障に関する問題について協議を行ったほか、北朝鮮やウクライナ情勢についても意見交換を行った。
米国務長官と独外相が会談、ウクライナ巡りロシアに再度警告
[ワシントン 5日 ロイター] - ブリンケン米国務長官とドイツのベーアボック外相は5日、米首都ワシントンで会談し、ウクライナ情勢について協議した。両氏は、ロシアがウクライナに侵攻すれば「厳しい結果」をもたらすとの考えを改めて示した。
ロシア、米国に安全保障要求の速やかな回答迫る ウクライナ問題で
[モスクワ 20日 ロイター] - ロシア政府は20日、同国がウクライナ問題に絡んで提示した安全保障要求について、米国からの速やかな回答を求めており、自国の不安を和らげる政治行動が見られない場合、軍事力行使も辞さないと改めてけん制した。 ロシアがウクライナ国境付近に軍の大部隊を集結させているため、西側諸国との間で緊張が続いている。こうした中でロシアは先週、西側諸国との交渉に際して安全保障上の
ロシア、米ロ首脳会談後も国境付近の軍維持=ウクライナ高官
[キエフ 15日 ロイター] - ウクライナ国家安全保障・国防会議(NSDC)のオレクシー・ダニーロフ書記は15日、今月7日の米ロ首脳会談後もロシアがウクライナ国境付近から軍部隊を撤退させていないと明らかにした。 ダニーロフ書記はロイターのインタビューに対し、ロシアはウクライナとの国境付近になお9万2000人の軍部隊を集結させているとし、米ロ首脳会談後も「何の変化もない」と述べた。 その上で、
米上院、国防権限法を可決 署名のために大統領に送付
[ワシントン 15日 ロイター] - 米議会上院は15日、国防予算の大枠を決める2022年度国防権限法を89対10で可決した。下院はすでに可決しており、法案は署名のためにバイデン大統領のもとに送られた。 国防権限法案が認める国防予算総額は、バイデン大統領が求めていた額を250億ドル上回る7700億ドル。前年度予算に約5%上乗せされた。 ウクライナ安全保障支援イニシアチブへの3億ドルの拠出のほか、
米大統領、 新独首相と会談 ウクライナ情勢など協議
[ワシントン 10日 ロイター] - バイデン米大統領は10日、ドイツのショルツ新首相と会談し、ロシアがウクライナとの国境付近で軍を増強している問題について共に取り組んでいく意向を伝えたと明らかにした。 バイデン氏は「ショルツ首相と会談した」とし、「ロシアによるウクライナとの国境沿いの軍増強などを巡る欧米間の取り組みを含め、多岐にわたる世界的な課題で緊密に連携していきたい」とツイッターに投稿した。
ロシアのウクライナ侵攻「深刻な結果招く」、英国防相が警告
[ストックホルム 9日 ロイター] - ウォレス英国防相は9日、ロシアのプーチン大統領に対し、ロシア軍がウクライナに侵攻した場合には長期的に深刻な結果を招くと警告した。 「ロシアがウクライナの主権を脅かすような行動をとれば、深刻な結果を招くだけでなく、ロシアにとっても長期的な影響を及ぼす」と指摘。プーチン大統領に対し、ウクライナ周辺での致命的な戦争につながりかねない行動から身を引くよう求めた。
米露首脳会談、ウクライナめぐり交渉継続 NATO主要国は警戒姿勢崩さず
米バイデン大統領は7日、ロシアのプーチン大統領とオンライン会談を行い、ウクライナ情勢などを協議した。バイデン氏は、ウクライナ周辺に展開するロシア軍の動きに「深い懸念」を示し、武力侵攻が行われた場合には同盟国と連携して強い
欧米5カ国、ロシアの対ウクライナ行動を警戒 首脳が電話会談
[パリ 7日 ロイター] - 米国と独仏英伊の5カ国首脳は7日、電話会談を行い、ロシアのウクライナに対する「攻撃的な」行動に対し警戒を続けるとの見解で一致した。 仏大統領府は「5カ国首脳なウクライナの主権を保証し、安定と安全を確保するために強力する決意を改めて確認した」とし、「ロシアがウクライナに対して取る可能性のある攻撃的な行動を引き続き警戒する」とした。 5カ国首脳は、バイデン米大統領とロシア
ベラルーシ、ロシアと共同軍事演習へ ウクライナ国境付近
[モスクワ 29日 ロイター] - ベラルーシ政府は29日、ウクライナとの国境付近でロシアと共同軍事演習を実施すると発表した。また、北大西洋条約機構(NATO)がベラルーシの国境付近で攻撃能力を強化していると非難した。 米国、NATO、ウクライナによると、ロシアはウクライナとの国境付近に軍を集結させているが、ロシア側は攻撃の意図はないと主張。ベラルーシは難民流入を巡って欧州連合(EU)と対立
ウクライナ外相がロシア牽制 「攻撃なら高い代償」
[キエフ 25日 ロイター] - ウクライナのクレバ外相は25日、ロシアがウクライナを攻撃すれば「政治的、経済的、人的な損失」を被り、あまりにも高い代償を支払うことになると述べた。 ロシアはウクライナとの国境付近に軍を集結させており、ウクライナ、米国、北大西洋条約機構(NATO)はロシアがウクライナに攻撃を仕掛ける可能性があるとの懸念を表明している。ロシアは攻撃を否定している。 クレバ外相は会見で
ウクライナ東部の親ロシア派が戦闘態勢強化、大規模演習実施
[キエフ 23日 ロイター] - ウクライナ国防省情報局は23日、ウクライナ東部の親ロシア派の軍隊が大規模な演習を実施し、戦闘態勢を強化していると明らかにした。 ウクライナ国防省は声明で、ロシアは「一時占領下にあるドネツクとルハンスクで戦闘態勢を強化している」とした。ウクライナ東部のドンバス地域にあるドネツクとルハンスクは2014年以来、親ロシア派が勢力を拡大。22日に開始された演習には予備兵も
ロシア対外情報庁、ウクライナ緊迫をジョージア侵攻と比較
[モスクワ 22日 ロイター] - ロシア対外情報庁(SVR)は22日にウェブサイトで公表した声明で、ウクライナを巡る現在の緊迫した状況について、ロシア軍が隣国ジョージア(旧グルジア)を侵攻した2008年の戦争の準備段階と比較した。 その中で、ジョージアの当時のサーカシビリ大統領がこの戦争で「高い代償を払った」と指摘した。 ウクライナや米国、北大西洋条約機構(NATO)がウクライナ付近でのロシア軍
ロシア、国境付近に約10万人の軍展開=ウクライナ大統領
[キエフ 13日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、同国との国境付近にロシアが10万人近くの軍を展開しており、政府はロシア軍の活動について西側諸国と情報を共有したと明らかにした。 大統領は、自身のウェブサイトに投稿した演説動画で「誰が本当に平和を望んでおり、誰が我が国との国境付近に約10万の軍を集結させているかを全世界が明確に知るよう希望している」と述べた。 ウクライナ国境付近
世界中のピラミッド(7):ヨーロッパ
2006年、ウクライナでピラミッドが発見されました。同年、ボスニアのピラミッドも発見され、ウクライナのピラミッドの公開より少し早い時に、「BCCニュース」が同年4月15日に報道しました。