【名言警句】 躬(み)自ら厚くして、薄く人を責むる
【大紀元日本4月6日】「躬自厚而薄責於人」。これは孔子の言葉で、「自分に対して厳しく律し、他人に対して寛大な心で対応する」という意味です。原文の言葉をかみ砕いて解釈すると、「厚責於己而薄責於人」と読み
【佛家故事】 黄金毒蛇
【大紀元日本4月3日】ある日、釈尊(しゃくそん)は阿難(あなん)をつれて舎衛国の野原を散歩していた。突然、釈尊は足を止めて言った。「この田園の畔の小さな丘の下に、毒蛇が隠れている」。阿難は釈尊が指した
【私の一枚】 横須賀市のSYOKU―YABO農園
【大紀元日本3月31日】ここのメインテーマは、無農薬栽培した野菜や米をいかに美味しく、無駄なくいただくか、というもの。昼のメニューはかて飯(まぜごはん)と40種類の味噌から選べる味噌汁の定食などがあり
【名言警句】 千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる
【大紀元日本3月30日】「千里之行 始於足下」。これは老子の『道徳経』(どうとくきょう)第64章に見られる言葉で、「千里の行(こう)も足下(そっか)より始まる」、或いは「千里の旅も足元の一歩から」と訳
【お薦め本】 中国人が選んだワースト中国人番付
中国には6億人の網民(ネットユーザー)がおり、その多くは経済的に恵まれず、社会に不満を持っている階層だと言われている。だから中国共産党は、自分たちに不利になるような書き込みを徹底的に削除している。彼らの不満が大爆発することが怖いからだ。
【佛家物語】 天の福を受ける理由
『樹提伽経』によると、天竺国頻婆娑羅王の下に、樹提伽という大臣がいた。彼は莫大な財産を有し、自由自在にそれを使うことができた。 ある日、国王が政務のために宮殿にいると、突風に吹
【ぶらり散歩道】 上野清水観音堂
【大紀元日本3月16日】JR上野駅(不忍池出口)から歩いて8分、高村光雲作の犬を連れた西郷隆盛の銅像の裏手に清水観音堂が建っている。清水観音堂は寛永寺を開創した天海が、京都清水寺を模して1631年(寛
【ぶらり散歩道】 毘沙門様の善國寺
【大紀元日本3月9日】JR中央線の飯田橋駅(市ヶ谷駅より出口)で下車する。駅前には江戸城の外堀があり、牛込橋の東側には牛込見附門の石垣の一部がいまでも残っている。外堀通りを横切って神楽坂下へ。両側の商
【名言警句】 学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)
【大紀元日本3月5日】「学而不思則罔 思而不学則殆」。これは『論語』に記されている。「学ぶだけで思考しなければ知識を生かすことができず、思考するばかりで知識を学ばなければ賢明な判断ができない」という意
小人に関する伝説
【大紀元日本3月3日】以前、地球上には現在の人類より遥かに小さい人種(小人)が住んでいたという伝説が世界各地に残っている。近代の考古学研究においても、古代には小人が生活していたことが分かっている。『山
【私の一枚】 マグノリアの花が今にも咲きそうです
【大紀元日本3月2日】こちらバンクーバーは2010年の冬季オリンピックのときのような、温暖な冬になっています。ふつうマグノリアは5月に花が咲くのですが、場所によっては桜も満開です。これも温暖化現象の影
美貌より徳を重んじた男
三国時代、許允(きょいん)という男の妻・阮氏(げんし)はとても賢明であったが、容姿は非常に醜かった。 許允が初めて彼女を見た時、彼女の醜い容貌に驚き、婚礼が終わり、来客が去ったあ
【お勧め本】 『チベットの祈り、中国の揺らぎ』
【大紀元日本2月27日】今や世界第二位の経済大国となった中国。だが、国内には多くの問題を抱え、対外的にも多くの摩擦を生んでいる。そんな中国の中にあっても、中共(中国共産党)にとって特に触れたほしくない
9歳の孤児デビくん 特別な方法で母親を探す
これは十数年ほど前、ドイツでおきた真実の物語である。9歳の孤児デビくんが、ある特別な方法を取り、会ったことのない母親を助けようとした。後にこのことが人々に大きな感動を与えたのである。
巨大な霊芝 不老長寿の仙薬になるのか
【大紀元日本2月23日】鄭州(ていしゅう)古道石刻博物館に直径1.5メートル、重さ12キロの巨大な霊芝(レイシ)が展示されたことが、中国大陸メディアにより報道された。博物館の郭(かく)館長は、この巨大
【儒家故事】 親孝行になった不孝息子
【大紀元日本2月20日】中国・北魏の時代、房愛東という男がいた。彼の妻は崔氏といい、清河地方の人だった。子供がまだ幼い時から崔氏は自ら二人の息子に※「九経」を教え、小さい頃から礼儀正しく、思いやりのあ
【私の一枚】 霧にむせぶバンクーバー
【大紀元日本2月16日】今日昼過ぎのバンクーバーの景色です。ベランダから撮った写真ですが、普通だと中央に46階建てのコンドミニアムが見えるはずが、今日は霧のためまったく見えません。 霧といえばロンドン
【道家故事】 如愿と4人の男たちの運命
【大紀元日本2月13日】如愿(にょげん)とは水府の竜宮にいる女神で、人の願い事を叶えてくれることから「如愿」と名付けられた。水府の至る所に如愿がいるのだが、巡り合えるかどうかは各自の運命次第だと言われ
‐‐縁に関する話‐‐
古来の言い伝えによれば、人には魂が宿っているという。魂は輪廻しているので、今世の行いが来世にも影響を及ぼす。来世に影響を与える要素は、つまり縁である。縁には良縁と悪縁があり、夫婦の縁もその一つである。
【ぶらり散歩道】ー熊本篇ー 合志市・カントリーパーク植木市
【大紀元日本2月12日】合志市にある熊本県農業公園カントリーパークで恒例のJA植木市が開催されている。農業公園の広大な敷地の一角に庭木や果樹を始め色とりどりの花や球根、苗、肥料などがたっぷりと取りそろ
【名言警句】 人の己を知らざるを憂えず、人を知らざるを憂うなり
「不患人之不己知 患不知人也」。これは『論語』の中にある孔子の言葉です。人が理解してくれないと悩むのではなく、自分が人のことを理解できないことを悩むべきだという意味です。 今の
歴史に消えた古代文明
人類の歴史上、多くの古代文明が時代とともに消え去った。残された僅かな遺跡から、高度に発達していた文明の面影を窺うことができる。更に、文明の壊滅には自然の要素以外に、人為的な原因も存在していたことが考えられる。
【名言・警句】 善に従うことは山を登るが如く 悪に従うことは山が崩れるが如く
【大紀元日本2月6日】「従善如登 従悪如崩」。この言葉は、中国の戦国時代(BC475年-BC221年)の歴史を記録した『国語•周語下』の中に書かれている。「少善に従うことは山を登るが如く、
【お薦め本】 『中国社会の見えない掟 潜規則とはなにか』
【大紀元日本2月5日】著者・加藤氏によると「潜規則」とは使用頻度の最も高い現代用語の一つだという。 潜規則(隠れた規則)が使われ始めたのは2001年1月、ジャーナリストの呉思氏が『潜規則-中国歴史中的
自動化は人間の能力の退化を促す
【大紀元日本2月4日】ロボットやコンピューター技術の普及とともに、多くの仕事が自動化され、機械で行われるようになった今日、人間の能力の退化が目立つようになった。 「ウォール・ストリート・ジャーナル」の
囲碁と伝統文化
中国の伝統四大文化芸術といわれる琴、棋、書、画のうち、「棋」とは囲碁のことである。これらの文化芸術は儒教、道教、佛教の文化と融合し、数千年間、受け継がれてきた。
【私の一枚】 シンプル・イズ・ベスト
【大紀元日本2月2日】アツアツのおでん・こたつ・すき焼・ストーブ・温泉・カイロ・キムチ鍋・湯たんぽ・重ね着・鍋焼きうどん・やさしい言葉・・・人間が寒い冬を過ごすにはいろんなものが必要です。 ところが、
電子レンジの活用法
【大紀元日本1月28日】一家に一台、忙しい現代人にとって欠かせないのが電子レンジ。「温め」以外の、お役立ち活用法をご紹介します。ジャガイモの皮剥き 栄養豊富で炭水化物と野菜を兼ねた万能食品、ジャガイモ
【中国故事】 夫婦和睦の理由
【大紀元日本1月26日】周朝時代、晋国に郤缺(げきけつ)と言う人が妻と仲睦まじく暮らしていた。ある日、郤缺が農作業をしていると、妻が食事を届けに来た。彼女は弁当を両手で捧げ、恭しく彼に渡すと、郤缺も丁
【修煉と健康】 難病からの脱出
【大紀元日本1月22日】2008年、彩銘さん(57)は全身性エリテマトーデス(SLE)と診断された。この病気は自己免疫疾患の一種で、全身の臓器に原因不明の炎症が起こる難治性疾患である。 彼女は医師の指