ケニア訪問中の茂木外相 イラン外相と電話会談を実施

2026/05/03 更新: 2026/05/03

令和8年(2026年)5月2日、ケニアを出張訪問中であった日本の茂木敏充外務大臣は、イランのセイエド・アッバス・アラグチ外務大臣からの求めに応じ、電話会談を実施した。会談は現地時間の午後8時45分(日本時間5月3日午前2時45分)から約20分間にわたって行われた。

会談の概要と背景

本会談が行われた背景には、米国とイランの間の停戦や協議をめぐる現下の情勢と、中東の要衝であるホルムズ海峡における船舶の安全航行をめぐる課題が存在している。

会談の冒頭、アラグチ外相から米イラン間のやりとりを含む現在の情勢と今後の見通しについて説明がなされた。これに対し茂木外相は、停戦が維持された上で、米イラン間の協議が早期に再開され、最終的な合意に至ることへの強い期待を表明し、イランに対して最大限の柔軟性を発揮するよう求めた。

さらに、茂木外相は、日本を含む全ての国の船舶がホルムズ海峡を自由で安全に通過できることの重要性を強調した。先般、日本に関係する船舶の通過が実現したことに触れつつ、残る全ての船舶の一日も早い通過が実現するよう、イラン側へ改めて働きかけを行った。

今後の予測

会談において、両外相は今後も緊密な意思疎通を続けていくことを確認しており、日本とイランの間では継続的な外交的対話が行われる見通しである。

今後の動向としては、日本からの要請を受けたイラン側が柔軟性を発揮し、停戦を維持しながら米イラン間の協議再開および最終合意に向けた歩み寄りが進むかが焦点となる。また、ホルムズ海峡の安全保障についても、今回の働きかけを契機として、残されている全ての船舶の安全な通過が速やかに実現していくことが期待される。

大紀元エポックタイムズジャパンの速報記者。主に軍事・防衛、安全保障関係を担当。その他、政治・経済・社会など幅広く執筆。
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