日英首脳会談 経済安保・先端技術・防衛協力で連携強化

2026/06/15 更新: 2026/06/15

高市早苗首相は6月14日、自身のXを更新し、英国でキア・スターマー英首相と行った日英首脳会談の成果を報告した。今年1月に東京で会談して以来の再会となった今回の協議では、すでに「準同盟国」とも言える水準にある日英関係をさらなる高みへ引き上げ、アップグレードを目指す方針が示された。

今回の会談では、エネルギーをはじめとする経済安全保障や先端技術分野での協力推進で一致した。両首脳は「経済安全保障協力に関する日英首脳共同宣言」と「日英フロンティア・テクノロジー・パートナーシップ」を発出し、重要分野における今後の協力の方向性を明確にした。

防衛・安全保障分野では、開発の遅れが懸念されていたグローバル戦闘航空プログラム(GCAP)に基づく次期戦闘機の共同開発を加速させることで一致した。あわせて、防衛産業やサイバー分野での協力を深めることも確認された。

現下の中東情勢をめぐっては、ホルムズ海峡における自由で安全な航行の確保と、事態沈静化に向けた粘り強い外交努力を継続することで合意した。また、翌晩から始まる「G7エビアン・サミット」を見据え、中国をめぐる諸課題、北朝鮮への対応、インド太平洋情勢、ウクライナ情勢についても戦略的な議論が行われた。

また、両国のビジネスリーダーが出席するビジネス・ラウンドテーブルにも両首脳が揃って参加した。洋上風力、原子力、サイバーセキュリティ、半導体など幅広い分野で、両国の関係機関や企業間の協力覚書が結ばれるなど、具体的な協力も進展した。

高市首相は投稿の中で、英首相官邸で「ネズミ捕獲長」を務める19歳の猫「ラリー」と面会したことも紹介した。スターマー首相の猫好きは、1月の訪日時にも話題となっていた。

高市首相は、現在の日英両国について「強化されたグローバルな戦略的パートナー」であり、すでに「準同盟国」レベルの関係を築いていると評価した。

エポックタイムズの記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。他メディアが報道しない重要な情報を伝えます
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