健康の秘訣 八つの解毒時間
人体は絶えず老廃物や体に有害な毒素を分泌しています。空気中や水中の汚染物質、そして残留農薬によって健康が絶えず脅かされています。解毒作用が滞るとそれらの毒素が体内に蓄積され、様々な病に侵されかねません。
ガンにかからない村の秘密
中国南部の広西チワン族自治区は、長寿の村が多いことで知られている。同自治区桂林市茘浦県のある村は人口3653人、癌に罹っている人は一人もいない。現状がたまたまそうだというのではなく、村の歴史上これまで癌に罹った人は一人もいないのだ。医療関係者から注目されたこの村に米国の専門研究チームが住みついて調査した結果、癌に罹らない要因は、村民が常に食べている現地で採れた里芋であることが判明した。台湾メディアが伝えた。
薬用植物 合歓木(ネムノキ)
夜になると向かい合う羽状の葉が閉じ合わさることから、「眠る木」または「寝る木」という意味で名付けられたネムノキ。中国では合歓樹(ごうかんじゅ)と呼ばれるマメ科の落葉高木で、梅雨の時期にはピンク色の穂状の花(雄しべの集合花)を樹上に咲かせます。この花を集めて乾燥させたものを合歓花(ごうかんか)と言い、漢方では不安や不眠を改善するための処方に配剤されます。樹皮にはサポニンやタンニンの他に、子宮収縮作用のある成分の含有も報告されており、樹皮を煎じて患部にあてる湿布療法には打撲による痛みを緩和する効果があります
薬用植物 ドクダミ
ドクダミは中国では蕺菜(しゅうさい)、魚腥草(ぎょせいそう)などと呼ばれ、民間で広く親しまれている植物です。雲南省辺りでは、新鮮なドクダミの根や葉は薬膳料理としても用いられています。日本名の「ドクダミ」は、「毒矯(た)み」(「矯みる」は「正す」「抑える」という意味)に由来すると言われており、日本でも古くから民間薬として用いられてきました。また、「10種類の薬効を有している」という意味で十薬(じゅうやく)とも呼ばれ、多くの効能がある薬草とされています。しかしこれは、中国から伝わった漢字「蕺(しゅう)」の当て
古代人の生活へタイムスリップ 暑気払い
古代中国の哲学では、万物は「陰」と「陽」の相反する二極に分類できると信じられていました。四季でいえば、春と夏は成長の季節で「陽」。その後、貯蔵の季節である秋と冬の「陰」へ移りま
日本における漢方の始まりⅡ
宋の時代(西暦1000年頃)に印刷技術が開発されると、多くの書物が出版物として世の中に広まるようになります。医書も数多く出版され、医学の知識は飛躍的にその水準を高めました。漢方
簡単で効果的な健康法 足の薬湯
足の薬湯は簡単、安全、効果的な健康法として、中国では古くから行われてきました。この健康法を根気よく継続して実行すると、さまざまな慢性疾患や虚弱体質の改善などに効果があります。
老廃物も病気の一因
医薬が発達した今日でも、症状があるのに病名が分からない、あるいは生活習慣病で悩む人が増えている。これらは体内の老廃物によって起こされたものだとする医学専門家がいる。
ー孫思バクの「養生十二少」ー
【大紀元日本5月16日】唐代の名医・孫思バク(そん・しばく)は中国の歴史上、著名な医学者であっただけでなく、百歳以上生きた長寿者でもありました。これには孫思バクの「養生之道」と関係があります。 孫思バ
食を彩る色と健康
【大紀元日本3月13日】漢方医学では、五色と五臓は対応していると考えられています。白は肺、赤は心、黄は脾、青は肝、黒は腎です。最近では栄養学の領域でも、食品や環境の色が人体に及ぼす影響が注目されるよう
古人の知恵 薬用風呂
薬用風呂は、古人の知恵の結晶であり、生薬と温浴の効果を合わせて、さまざまな病気に安全かつ有効な治療効果を発揮します。健康維持の養生法としても効果的です。
頻尿症に効く漢方生薬 覆盆子
【大紀元日本11月4日】覆盆子(ふくぼんし)は、バラ科掌葉覆盆子(ゴショイチゴ)の果実で、性質は微温、味は甘、酸で、益腎、固精、縮尿の作用があり、腎虚の陽萎、遺精早泄、頻尿、遺尿、咳などの症状の治療に
春の養生法
【大紀元日本4月3日】季節によって臓腑機能も変化します。2年前の漢方医学の古典『黄帝内経・四気調神大論』は、これに合わせて養生するよう記しています。 それによると、「春三月、此謂発陳。天地倶生、万物以
着色、重量増し、異物混入 「ニセ漢方薬」摘発=安徽省
【大紀元日本9月24日】安徽省亳州市ではこのほど、化学物質で着色、増量した「ニセ漢方薬」を製造する企業が一斉摘発された。そのうち、8社は製造中止を命じられ、12社は立件されている。これらの偽漢方薬材の
中国漢方薬に有毒含有 成分虚偽記載も判明
【大紀元日本4月16日】中国で作られた漢方薬に有毒物質が含まれており、しかも成分表示に虚偽があることが、このたび明らかになった。 最近、オーストラリア税関は大量の漢方薬の粉剤、液剤、錠剤などを押収し
漢方の生薬 大幅な値上げ=中国
【大紀元日本8月27日】漢方医学の本場である中国では近年、漢方生薬の市場価格が大幅に上昇している。生薬の品目によっては、末端価格が数倍に上昇したものもある。大幅な値上がりに、消費者は「吃不起」(高す
暑気払いに食養生
【大紀元日本8月22日】暑い夏には冷たいものを食べ過ぎる傾向があります。しかし、夏は胃腸機能が弱くなる時期なので、お腹が冷えすぎると身体の陰陽のバランスが崩れ、さまざまな症状が出てきます。いわゆる「
心の持ちようで病気を克服
【大紀元日本4月1日】健康な体は何ものにも代え難いもの。病気を予防し、治療するためには西洋医学の逆症療法(アロパシー)、東洋医学の漢方、気功など様々な方法があります。 西洋には200年以上の歴史があ
【漢方の世界】口臭―根元から治し口臭におさらば
【大紀元日本9月28日】人と話していて、ふとこんな不安に駆られることがあるかもしれない。「私の口の臭い、大丈夫だろうか」 そう、口臭は病気とはいえないが、大きな悩みの種でもある。特に、清潔好きな現代
漢方生薬から基準値超過の硫黄が検出=中国
【大紀元日本9月6日】先日、広州市清平の生薬問屋で行なわれた抜き打ち検査で、13種の生薬のうち、半数以上から1キロ当たり500ミリグラム以上の硫黄が検出された。この数字は、国際基準をはるかに超えてい
【漢方の世界】 悔い改めこそ、問題の鍵?
【大紀元日本8月31日】今回のカルテの主人公は、手首の激痛を訴える患者。彼はスプーンを持ち上げられないほどの深刻な手首の痛みに悩んでいた。そこで、いやいやながら鍼灸治療を受けることになる。その治療院
心から病を診る『医山夜話』連載にあたって
2004年に台湾の益群書店より『医山夜話』が出版された。これは、漢方医が患者と共にどのようにして多くの不思議な病を治したかを綴った実話集である。病気と聞くと、人々はよく病院での診断、治療、薬などを思い浮かべるが、人の心、道徳、正念、善行などが病と深く関係していると考える人は多くないだろう。
【漢方の世界】歯痛(一) ツボ押しで歯痛が和らぐ
【大紀元日本5月11日】「歯痛は大した病ではなくとも、痛くなると死ぬほどつらい」。こんな言い方があるように、歯痛は実に大変なつらさだ。恐らくこんな時、すぐに駆け込むのは歯医者だろう。歯痛で漢方医に助
漢方と武術
【大紀元日本8月17日】中国の伝統医学は悠久の歴史と奥深い学識があり、中国の武術は遥かに遠い源流と完備した理論がある。二者は生命の原理と医療の技術の面において通じ合うことが多く、相互に補完し、互いに
陰陽の考え方
【大紀元日本11月28日】中国伝統医学の歴史は、数千年にもおよぶと言われており、西洋医学とは違った知識体系を形成してきました。 古代中国人は、人間や自然、宇宙を観察するうちに、あるひとつの法則がある
更年期症候群の漢方療法
【大紀元日本11月17日】更年期症候群に対するホルモン療法の安全性については、ずっと議論されてきた。実際、ホルモン療法を使わなくても、漢方医学にも有効かつ安全な治療法があり、これを一つの選択肢として
米コカコーラ社:漢方生薬入りの新商品を来年発売予定
【大紀元日本11月8日】米コカコーラ社は中国伝統の漢方生薬に目をつけ、2008年に販売予定の新商品の開発を行なっている。 同社は10月15日、北京で漢方医薬研究センターを設立する計画を発表した。この
【草木染めの植物】合歓木(ネムノキ)
【大紀元日本8月7日】合歓木(ネムノキ)は、本州林野に自生するまめ科の落葉高木で、夏、紅色の細い糸を集めたような花をつけます。小葉は夜間閉じます。漢方薬として合歓皮・合歓花はほぼ同じ効能をもち、精神
漢方とツボ治療・月経前症候群
【大紀元日本6月2日】月経前症候群は月経前緊張症とも呼ばれ、月経前2週間内に周期的に発症し、月経開始後まもなく消失する精神的ならびに身体的症状である。主な症状としては、抑うつ、乳房緊満感、腹部膨満感
中国医学は「科学的」でないのに、なぜ病気を治せるのか?
【大紀元日本5月1日】 中国医学は「科学的でない」とよく言われるが、数多くの病人を治している。「科学的」だと言われる西洋医学もまた、多くの病人を治している。ということは、病気を治せるかどうかという点