【漢詩の楽しみ】過香積寺(香積寺を過う)
【大紀元日本7月2日】不知香積寺数里入雲峰古木無人径深山何処鐘泉声咽危石日色冷青松薄暮空潭曲安禅制毒龍 知らず香積寺(こうしゃくじ)。数里、雲峰に入る。古木、人径(じんけい)無く、深山、何処(いずこ
【漢詩の楽しみ】 従軍北征(軍に従じて北征す)
【大紀元日本6月17日】天山雪後海風寒横笛偏吹行路難磧裏征人三十萬一時回首月中看 天山、雪後、海風寒し。横笛(おうてき)偏(ひとえ)に吹く、行路難(こうろなん)。磧裏(せきり)の征人(せいじん)、三十
【漢詩の楽しみ】 隋宮(ずいきゅう)
【大紀元日本5月27日】乗興南游不戒厳九重誰省諫書函春風挙国裁宮錦半作障泥半作帆 興に乗じて南游(なんゆう)すれども、戒厳(かいげん)せず。九重(きゅうちょう)誰か省みん、諫書の函(はこ)。春風、国
【漢詩の楽しみ】 与史郎中欽聴黄鶴楼上吹笛
【大紀元日本5月13日】一為遷客去長沙西望長安不見家黄鶴楼中吹玉笛江城五月落梅花 一たび遷客(せんかく)と為(な)って、長沙に去る。西のかた、長安を望めども家を見ず。黄鶴楼中、玉笛(ぎょくてき)を吹
【漢詩の楽しみ】 絶句二首
【大紀元日本4月29日】遅日江山麗春風花草香泥融飛燕子沙暖睡鴛鴦江碧鳥逾白山青花欲然今春看又過何日是帰年 遅日(ちじつ)江山(こうざん)麗わしく、春風(しゅんぷう)花草(かそう)香(かんば)し。泥融
【漢詩の楽しみ】 遊子吟(ゆうしぎん)
【大紀元日本4月15日】慈母手中線遊子身上衣臨行密密縫意恐遅遅帰誰言寸草心報得三春暉 慈母(じぼ)手中の線、遊子(ゆうし)身上の衣。行くに臨みて、密密(みつみつ)に縫う。意は恐る、遅遅(ちち)たる帰
【漢詩の楽しみ】 偶成(ぐうせい)
【大紀元日本12月11日】少年易老学難成一寸光陰不可軽未覚池塘春草夢階前梧葉已秋声 少年、老い易く、学成り難し。一寸の光陰、軽んずべからず。未だ覚めず池塘春草(ちとうしゅんそう)の夢。階前(かいぜん
【漢詩の楽しみ】 山行(さんこう)
【大紀元日本11月28日】遠上寒山石径斜白雲生處有人家停車坐愛楓林晩霜葉紅於二月花 遠く寒山に上れば、石径(せっけい)斜めなり。白雲生ずる處(ところ)、人家有り。車を停めて、坐(そぞろ)に愛す楓林の
【漢詩の楽しみ】 遊山西村(山西の村に遊ぶ)
【大紀元日本11月13日】莫笑農家臘酒渾 豊年留客足雞豚山重水複疑無路 柳暗花明又一村簫鼓追随春社近 衣冠簡朴古風存従今若許閑乗月 拄杖無時夜叩門 笑ふ莫かれ、農家の臘酒
【漢詩の楽しみ】 登岳陽楼 (岳陽楼に登る)
【大紀元日本11月6日】昔聞洞庭水 今上岳陽楼呉楚東南坼 乾坤日夜浮親朋無一字 老病有孤舟戎馬関山北 憑軒涕泗流 昔聞く洞庭の水。今登る岳陽楼。呉楚東南に坼け、乾坤日夜浮
【漢詩の楽しみ】 静夜思(せいやし)
【大紀元日本10月22日】牀前看月光疑是地上霜挙頭望山月低頭思故郷 牀前、月光を看る。疑ふらくは是れ地上の霜かと。頭を挙げて山月を望み。頭を低れて故郷を思ふ。 言うまでもなく、日本でも有名な李白(7