「強迫では友人になれない」パラオ大統領、中国政府の圧力を非難
台湾を訪問中のパラオ大統領は13日、台北で開かれた記者会見で中国共産党政府によるパラオや台湾に向けられた圧力について「友好関係とは強要や脅しではなく相互に尊重することが重要だ」と述べた。また、中国政府は外交の原則を理解していないと非難した。
米に歩み寄る中国、市場開放と宣言するも信用されず
中国指導部は、米国の中間選挙が終了以降、米との協議再開に意欲を示し始めた。海外メディアや専門家は、貿易摩擦問題において、中国側はトランプ米政権との間で一部の和解を達したい意思があるものの、米側に譲歩し市場を完全に開放することがないとの見方を示した。
米議員、ウイグル弾圧停止法案を準備 人権侵害の責任を追及
米国の両院の超党派は、中国の新疆ウイグル自治区における弾圧停止への法案を作成中だという。最終的には人権侵害を犯した行政担当者や警察機構、組織の責任を追及する。米政治史専門メディアが13日に報じた。
中国ネットに「寒波」か 9800のセルフメディア一斉削除
中国当局はインターネット上の言論統制を強めている。中国のインターネット監督機関・国家網信弁は12日、9800ほどのセルフメディア(「自媒体」)のアカウントを閉鎖したと公表した。当局は先月20日から、セルフメディアを取り締まっている。
重慶市、大学入試の資格に「政治審査」盛り込む、「でたらめな政策」と市民批判
中国四川省の政府系メディアはこのほど、来年重慶市で実施される全国統一大学入験「全国普通高等学校招生入学考試(高考)」について、事前の政治審査で不合格になった学生は大学入試に参加できないと報道した。これに対して、中国国内の世論は痛烈に批判した。当局は現在ネット規制を強めている
中国、大学生をキャンパス内で拘束 労働運動弾圧の拡大
北京大学の学生は11月11日、同キャンパス内で「同級生が連れ去られた」とネットで発信した。中国ネット管理当局は書き込みを13日までに削除した。連行された学生は、深センの工場による労働者の権利問題で支援運動に関わっていた。
27年越しの恩返し
これは真実の物語です。1892年、スタンフォード大学に通うある18歳の学生は学費の支払いに困っていました。彼は孤児で、お金を工面できませんでした。そんな彼はとてもいいアイディアを思いつきました。彼は友人と一緒にキャンパスでコンサートを開催することで学費を稼ごうとしました。
中国プレゼンス抑制へ 日米印豪「自由で開かれた印太平洋」構想は経済および軍事戦略
日本や米国、インド、オーストラリアの4カ国は11月13日にシンガポールで開催予定の第13回東南アジア諸国連合首脳会議(ASEAN)をひかえ、インド太平洋地域における海洋安全保障と経済開発プロジェクトを推進させる構えだ。
北京理工大、AI殺人ロボット開発プログラム開設、高校生31人を選抜
中国当局は人工知能(AI)搭載の「自律型殺人兵器」の研究開発に力を入れている。今後新しい技術の開発を担うのは中国国内で集められた優秀な高校生であることがわかった。香港英字紙サウス・チャイナ・モーニングポストが7日伝えた。
米通商部、中国での労働者権利の調査を検討か
米ネットメディアによると、米国政府の貿易担当当局は、中国政府が貿易慣行調査において、安い労働賃金など不公平な貿易条件について調査することを検討しているという。
米NGO調査、「ミレニアル世代が共産主義に憧憬」学校教育の影響との指摘も
1917年のロシア10月革命から101周年を迎えた11月7日、この日を「共産主義犠牲者の国家的記念日」に設定した米トランプ政権は声明を発表した。声明発表は昨年に続き2回目を数える。
【動画】中国でアフリカ豚コレラ感染16の省に拡大 死骸を路上放置か
中国でアフリカ豚コレラのまん延が深刻化している。当局は8日、南部福建省莆田市城廂区で53例目となるアフリカ豚コレラ(ASF)の発生を確認したと発表した。当局によると、ASFの感染は8月3日に東北部遼寧省で1例目が確認されてから、現在16の省・直轄市に拡大している。
<法輪功迫害>両親の拷問現場を見せられた少女、精神障害患う
中国黒龍江省牡丹江市に住む媛媛さん(32)は16歳の時、地元の警官らに両親の拷問現場を強制に見せられた後、強い精神的なショックを受けて、精神障害を患った。法輪功学習者の迫害情報を発信する明慧網が10月29日報じた。
ケニア議員、外国人資本制限法を提案「中国の侵攻防ぎたい」
ケニアの与党議員は、中国企業が国内企業に影響を与えるのを防ぐために、公共事業の契約について外国資本の制限するよう提案した。
中国 国際航空博覧会でワイドボディ機を公開、露企業「恥知らずの盗用」
中国南部広東省珠海市で現在、第12回中国国際航空航天博覧会(珠海エアショー)が開催されている。博覧会では、世界40カ国の航空宇宙関連企業が参加し、多くの軍事武器が展示された。中国当局は、中国とロシアが共同開発した長距離ワイドボディ旅客機「CR929」の実物大模型を披露した。国内外から高い関心が寄せられた。
国連で中国が人権報告 「自由がある」と主張するも西側は整合性のなさを批判
国連人権理事会はスイスのジュネーブで6日、中国の人権状況についての検討会議を開いた。開始前、中国代表団は国家の人権報告書を理事会に提出した。そこには「中国特色の人権の道は社会主義に沿う」と書かれていた。西側諸国は中国人権状況を一様に批判した。
米誌編集者、ウイグル報道で「情報筋全員、消えた」情報提供者の危険考慮を呼びかけ
米誌の編集者は最近公開討論に出席し、中国新疆ウイグル自治区における人権侵害の取材により、現地の情報提供者が行方不明になっていると述べた。超法規的な中国共産党政権の社会での取材の難しさについて、時折言葉を詰まらせながら説明した。
【動画】中国西安市、突然の店舗撤去で激しい衝突発生
中国陝西省西安市で10月31日、建物の強制撤去をめぐって、地元住民と政府職員が衝突を起こした。
「台湾は中国に統一されてはいけない」 中国人若者のYouTube投稿が話題
中国本土出身で現在米国を旅行中の20代男性がこのほど、「台湾は中国に統一されてはいけない」と主張する動画をYouTubeに投稿した。中国国内と台湾のインターネット上で大きな反響をよんだ。
中越国境で臓器目的の誘拐相次ぐ ベトナム人狙った中国人犯罪グループ犯行=警察が警告
ベトナムの警察は近年、中国国境地域の街で臓器奪取を目的とした誘拐が相次いでいることから、地域の小学校などに警戒を促す文書を送付している。警察当局によると中国人犯罪グループによる犯行だという。
国連の中国人権査察11月6日から 「からっぽな中国人権法」との声も
中国は11月6日から9日にかけて、国連人権理事会の第3回人権査定を受け入れる予定だ。中国当局は受け入れる姿勢だが、国内の深刻な人権侵害のニュースは頻繁に聞かれる。専門家は、中国の人権関連の法律は空虚な党のスローガンだと指摘する。
中国軍との危険な接近、2016年以降18回=米軍
米軍の統計によると2016年以降、太平洋地域で米海軍と中国軍との専門性に欠ける危険な接近が18回起きている。米軍報道担当は米CNNの取材に答えた。
中国輸入博、習主席が基調講演 欧米当局者「パフォーマンスよりも行動」
「中国国際輸入博覧会」(以下「輸入博」)が5日から中国・上海市で初開催された。習近平国家主席は開会式で、輸入関税の引き下げと市場アクセスの拡大を継続することを約束した。輸入博の開催にあたって、欧米当局者は不公正な貿易慣行を改めるには「パフォーマンスよりも具体的な行動が不可欠」と様子見ムードが広がっている。
「中国の工作員にされないで」米ジャーナリスト、中国のスパイスカウトの手法を分析
「ラップトップパソコン、女、教育資金をくれる中国のスパイに気を付けよう。特に、リンクトイン(LinkedIn)からの怪しいリクエストに気を付けて」
次は「国家標準2035」か 消えぬ中国の技術強国の野心
米中貿易戦争の標的となった「中国製造2025」がいま、鳴りを潜めている。しかし、中国共産党政権の「世界の製造強国入り」の目標が消えたわけではない。中国国務院は今年1月、「中国標準2035」戦略を打ち出した。
貿易戦争に変化か 米中首脳が電話会談 中国側が低姿勢に
米中貿易摩擦でこれまで「徹底抗戦」と対抗姿勢を見せた中国指導部に変化が起きた。
眼球なくなった遺体 病院職員が臓器売買の疑い=湖南省
湖南省寧郷市の住民は最近、死亡した家族の遺体から家族の許可なく眼球を摘出されたとして、遺族がインターネットで状況をつづった。中国メディアによると、警察は病院関係者を含む4人を窃盗と遺体侮辱の容疑で逮捕した。
米司法省、中国と台湾企業を起訴 半導体大手マイクロンの技術を盗用
米トランプ政権の中国企業による悪意ある技術盗用に対する強固な姿勢はますます明確になっている。米司法省は米マイクロンの半導体技術を盗用したとして、福建省と台湾の電子技術企業を刑事と民事の両方で起訴している。
豪州のサイバーセキュリティ対策トップ、外国企業5G参入のリスク明言
オーストラリアのサイバーセキュリティ対策当局長は10月30日、次世代ネットワーク技術「5G」は国の安全保障にかかわる重要インフラであるとして、外国企業の参入を制限しなければならないと述べた。
中国政府、サイやトラなど絶滅危惧種の漢方使用を許可 動物保護団体は非難
中国国務院は10月30日、漢方薬の原料になるトラの骨やサイの角を使用することを許可すると発表した。国際的な動物擁護者たちは、絶滅危惧種への保護意識が低く「希少動物への死刑に値する」として強く非難している。