【大紀元日本9月11日】ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)は9日、シンクタンクにて行った講演で、市民に化学兵器を使用したとされるシリア・アサド政権に対する、米国の軍事行動の必要性を訴えた。
ロイター通信によると、ライス氏は講演の中で、シリアに対する過去の国連の対応は恥ずべきものだと述べたうえで、安全保障理事会で提出されたアサド政権の化学兵器使用を非難する決議案に反対したロシアと中国を名指しで批判したという。
米国では9日から、上下両院でシリアへの限定的な軍事介入を巡る議論が本格化しており、オバマ米大統領は10日夜にも、全米へ向けたテレビ演説を行う予定だ。
(翻訳編集・森 豪太)
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