[アンカラ 18日 ロイター] – トルコのエルドアン大統領は18日、米国に対して「われわれは戦略的パートナーとして振る舞いながら、わが国を戦略的な標的にする人々にこれまで屈しなかったし、今後も屈しない」と語り、改めて対米強硬姿勢を貫く意向を示した。
トルコの裁判所が17日、当局が拘束中の米国人牧師の釈放を求める訴えを退け、通貨リラの急落が進んだ。同日には大手格付け会社のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とムーディーズが相次いでトルコの格下げに動いた。
こうした中でエルドアン氏は「一部の面々が経済や金利、為替、投資、物価上昇を通じて、われわれを脅かしている。そこでわれわれは彼らに伝える。『おまえたちのゲームは分かっており、われわれは敢然と挑む』ということを」と強調した。
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