東京五輪に向けて、エストニア共和国選手団が、7月12日から7月30日まで長野県佐久市で事前合宿のため現地入りしている。佐久市はエストニア選手団のオリンピックでの活躍を祈って『Estonia連戦連勝だるま』を作成し、選手たちは目入れをした。
エストニア選手団のオリンピックでの大活躍を祈って作成した『Estonia連戦連勝だるま』の目入れを行いました。
エストニア・フェンシング選手をご紹介します。#Tokyo2020 pic.twitter.com/Q92uKXYnIB— 佐久市長 柳田清二 (@Seiji_Ya) July 12, 2021
だるまを用意した原因について、佐久市スポーツ課は「だるまは必勝念願がかなう日本の文化であるから、勝ってくださいという我々の念願を入れて用意した」という。さらに、「選手はニコニコしながら、目入れしていた」と選手の反応について語った。
佐久市は、エストニア共和国サク市と姉妹都市を締結している。エストニア共和国オリンピック委員会は佐久市と、2019年7月に東京2020オリンピック事前合宿に関する協定を交わしている。当時、ウイルス感染症の拡大で延期された東京五輪を目指すエストニアの選手に向けて、佐久市内の小学校の2つのクラスが応援のハガキを書いたこともある。
7月23日から始まる東京オリンピックでは、エストニア選手は柔道、陸上、射撃、レスリングなど14のスポーツから合計34人が出場する。
(蘇文悦)
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