[ソウル 26日 ロイター] – 韓国のソウル中央地裁は、規制薬物の違法な使用を巡り、サムスン電子の李在鎔副会長に罰金7000万ウォン(約5万9500ドル)などを科す判決を下した。韓国の聯合ニュースが26日伝えた。
李氏は2015年から20年にかけて、麻酔などに用いられる鎮静剤プロポフォールの投与を複数回にわたり受けていたという。
韓国の法律では規制薬物の違法な投与と見なされる場合、投与された者は投与した者と同様に起訴の対象となる。
李氏は今年1月に贈賄罪などで実刑が確定し、服役していたが、8月に仮釈放された。15年のサムスン企業2社の合併に関連した会計詐欺と株価操作についても起訴されており、現在係争中だ。
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