北朝鮮の相次ぐミサイル発射を受けて、日米韓3カ国の防衛当局局長級は4日に電話会議をした。日程調整を経て日米韓防衛相会談を開催することでも一致した。
防衛省によると、日本側は北朝鮮の完全な非核化や弾道ミサイルの放棄に向けて3か国が緊密に連携することの重要性を提起した。
このほか米国防総省は地域の安全保障を強化するための3カ国の防衛協力強化の具体的な方法について議論した。韓国は対話を通じた課題解決を促したという。
報道によると北朝鮮は1カ月で7回の弾道ミサイルと見られる飛翔体を発射している。このうち5日と11日は迎撃の難しいマッハ5以上の極超音速ミサイルが発射されたと韓国軍は指摘する。
国連安全保障理事会は4日、過半数の国が北朝鮮による中距離弾道ミサイル発射を非難していることを明らかにした。共同声明では、安保理が沈黙を続ければ北朝鮮の行動を助長させると懸念を示した。
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