[シドニー 10日 ロイター] – オーストラリアのモリソン首相は10日、同国が2040年までに380億豪ドル(280億米ドル)を投じ、常勤の国防要員を30%余り増やすと明らかにした。「世界情勢の一段の不透明化」における国家の安全保障確保のためとした。
「これは、将来の軍への大規模な投資」とメディアブリーフィングで述べた。この増員で国防軍はベトナム戦争以来最大の8万人となる。
ダットン国防相は、オーストラリアを米国や英国、北大西洋条約機構(NATO)にとって「信頼に足るパートナー」にするには、防衛力強化は不可欠とし、「われわれが依存するなら、われわれも依存される必要がある」と述べた。
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