[ワシントン 29日 ロイター] – 米ホワイトハウスのカービー報道官は29日、中国による台湾への軍事行動が迫っているという証拠はないと述べた。
ペロシ下院議長による台湾訪問の可能性に関する質問に対し、「われわれは台湾に対する何かしらの不吉な物理的、具体的兆候を確認していない」とした。
一方、ペロシ氏は29日、台湾訪問に関する明言は避けたものの、アジアへの訪問を示唆。米国とアジア太平洋地域との関係は重要とした上で「みなさんがこれまでに聞いているような国々にわれわれが行くようなことがあれば、私はとても興奮する」と述べた。
カービー報道官は「ペロシ氏がどこに行き何をするのか、それはペロシ氏が話すことだ」とし、ペロシ氏の台湾訪問に関するコメントを避けた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。