[11日 ロイター] – 日米両政府は11日にワシントンで開いた外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)で、極超音速ミサイルに対応可能な迎撃システムを共同開発する可能性を検討していくことで一致した。
極超音速ミサイルは音速の5倍以上の速さで変則軌道を描いて低空飛行し、従来の迎撃ミサイルでは対応困難とされる。米国やロシア、中国、北朝鮮が開発を進めている。
迎撃にはより高い耐熱性素材技術の獲得や極超音速環境下での試験が必要となり、日米で共同研究を開始する。将来的な迎撃システムを共同開発する可能性についても議論を始める。
また、両国は無人機などを無力化する高出力マイクロ波の共同研究を進めることでも一致した。
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