第八師団長を含む陸上自衛隊員10人が搭乗したUH-60JAヘリコプターが沖縄県・宮古島近海で墜落した事故で、防衛省・自衛隊は2日、海底から引き揚げた機体から、飛行データを記録したフライトレコーダーを回収したと発表した。
同日11時50分頃、損壊したヘリコプターの機体の主要部が引き揚げられた。その内部からフライトレコーダーを回収した。
フライトレコーダーをめぐっては、ヘリコプターが陸上自衛隊仕様のため、機体が水没した際に自動で機体から分離し浮上する機能が備わっていないとの指摘があった。いっぽう、防衛省の担当官は4月20日、フライトレコーダーは高い水圧に耐えられる仕様であると答弁した。
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