これが「九死に一生」を得た実例 たまには携帯電話から目を離しましょう

2023/09/15 更新: 2023/09/14

まずは中国の広東省河源市で今月8日に撮影された下の動画を、ご覧ください。(ただし、心臓の弱い方は、くれぐれもご注意を)

 

 

どこかの飲食店の屋外の席で、携帯電話を見ていた男性。目が疲れたのか、彼は携帯をテーブルに置くと、ぐっと伸びをしてから、水を一口飲んだ。

すると、その時である。ふと頭を上げて周囲を見た瞬間、男性のテーブル目掛けて突っ込んできたのは、なんと「暴走車」。彼は、とっさに後ろへ飛びのき、間一髪で衝突を避けたのだ。

動画で見ても、ぞっとするほどの猛スピードである。しかも、全くノーブレーキだ。これに当たれば命はなかった、と断言してもよい。

事故直後の彼は、まだ何が起きたのか理解できていない様子で、その場に立ち尽くしていた。「九死に一生を得る」とは、まさにこのことを言うのだろう。

命が助かったのは「携帯をテーブルに置いたおかげ」であるのは間違いない。あのとき携帯を見続けていたら、おそらく彼は高い確率で死んでいたはずだ。

この動画を見て、彼の運の良さに驚くとともに、こんなことを思った。「携帯とにらめっこするのは、ほどほどにしよう。時には背伸びでもして、周りの風景を見渡してみるのも悪くない」と。

携帯電話を使用している時は、ついそちらに集中して、周囲の状況に気づかないことが多いものだ。

そのことで、自身が大ケガをしたり、自分が周囲の人に迷惑をかけてはいけない。あやうく「命びろい」をしたこの動画をご覧になった日本の読者各位が、どうかご無事であるよう切に願っている。

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。
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