中国各地で疫病が猛威を振るうなか、北京をはじめとする各地の病院では、昼夜を問わず患者でごった返している。
多くの患者が殺到しているため、発熱外来や急診窓口には連日のように数千人が列をつくっている。しかし、重症の我が子を病院に連れてきた保護者にしてみれば、一刻も早く診察してもらい、救命治療をして欲しいと願うのは当然のことだ。
「10時間以上」という、あまりにも長い待ち時間をめぐり、ついにしびれを切らした親たちは怒りを爆発させた。このほど、長時間の診察待ち時間に耐えかねた親たちが、北京の2つの病院を包囲して抗議を行った模様だ。
親たちによる抗議があった後、病院側は医師の数を増やしたり、また高学年の子供を小児科から成人の発熱外来へ回す、といった対応をとるようになったという。
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