中国人選手が北京ハーフマラソンで「優勝」も、「八百長」疑惑に批判の声 調査へ

2024/04/17 更新: 2024/04/17

14日、中国の首都・北京で開催された「ハーフマラソン大会」で中国の男子マラソン記録保持者の何傑・選手(25歳)が優勝した。しかし、何選手に「八百長」疑惑が浮上し、物議を醸している。

この日、北京の天安門広場をスタート地点、オリンピック公園の広場をゴールとしたハーフマラソン大会には計2万人が出場。優勝者には4万元(約85万円)の賞金が贈られる。

大会はフィニッシュが近づくなか、何選手より前を走っていたアフリカ勢3人(ケニア選手2人、エチオピア選手1人)は、そのままゴールを目指すのではなく、なぜかライバルである何選手に対して手を振って「先へ行くよう」合図する様子をみせた。

レースの様子を捉えた映像からも、ゴール直前のアフリカ勢3人は明らかに全力で走っておらず、意図的にスピードを落として、何選手に優勝を譲るような様子がうかがえる。

うち1人のアフリカ選手は何選手に「道を譲る」ため、手を伸ばして同じアフリカ出身の選手の走りを邪魔するようなしぐさをしているように見える。

アフリカ勢3人は結局、タイム1時間3分44秒で「優勝」した何選手より、いずれも1秒差でゴールした。

「譲られた優勝」として、このレースの結果はインターネット上で話題なり、調査を求める声が高まった。

4月14日、北京で開催された「ハーフマラソン大会」の様子。

 

SNSには「何選手は名誉を、アフリカ選手らは金を手に入れた、ウィンウィン(双方が勝ち)じゃないか」といった皮肉コメントが目立つ。

世論のプレッシャーをうけ、大会運営側はいま、調査に乗り出していると報じられている。

近年、中国のマラソン大会では近道や自転車を使用した不正行為が問題視されている。

(2024年4月14日、北京で開催された「ハーフマラソン大会」の様子)

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
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