このほど、中国のトップ大学「清華大学」の学生ら百人以上が、集団で食中毒にかかったことがわかった。いま、関連当局が調査に乗り出している。
先月26日から28日、「清華大学」では創立113周年記念イベントが開催され、各地から卒業生を含む学生百人以上がキャンパス外のレストランで食事をした。だが、食事後数日のうちに計129人が嘔吐、下痢、発熱、腹部不快感、だるさ、筋肉痛などを訴え、「食中毒」と思われる症状が現れた。
「集団食中毒」の後、学生らが食事に使用したレストランは営業中止になった。
この件に対し、同レストランは公式サイトのコメント欄で次のように説明をしていたが、同コメントは後に削除されたことがわかった。「当レストランの食材は、関連部門の検査を受けたが、問題ないことが判明した。現時点でノロウイルスの感染源が、うちのレストランであるとは断定できません」
いっぽう、ネット上では「ノロウイルス」のほか、最近話題になっている「調理済み料理」や「中共ウイルス(新型コロナ)感染症」が原因ではないか、と疑う声も飛び交っている。
日本でも飲食店などで、ノロウイルスによる食中毒発生件数が全国で急増しており、保健所は「とにかく環境をきれいにして、よく手洗いをしましょう」と衛生管理の徹底を呼びかけている。
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