8月30日、中国メディアの「藍鯨財経(らんげいざいけい)」の何天驕(かてんきょう)編集長は、自身の中国SNS「ウィーチャット(微信)」の友人へ投稿をシェアできる機能「モーメンツ(朋友圈)」に異常な投稿をしたことが話題になっている。
何氏は、「ついに妻を殺した。ようやく解脱した」というメッセージと共に、血だらけのナイフを映した画像を添えて投稿した。
最初の異常投稿の後、何氏は、「先ほどの投稿は生活の重圧と家庭内トラブルによって、メンタルが崩壊したためにした冗談だった」と解釈するメッセージを立て続けに送信している。
この騒動について「これは入院して経過観察と治療が必要だ」「その妻の身が心配だ。警察に通報したほうがいい!」といった心配の声が多く寄せられている。
なお、「藍鯨財経」は上海市のメディア大手「上海報業集団」傘下の経済・金融メディアである。
近年、中国は景気低迷に伴う失業率上昇で、どの業界でもプレッシャーが高く、人々は不安と無力感にさいなまれている。
些細な衝突から殺人や周囲への無差別攻撃などの極端な行動に走る人も絶えず、患者による医者への報復、被害者が裁判官に報復、長年いじめられてきた大人しい村民による村役人の、突然の一家惨殺などの事件が後を絶たない。
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