訪日外国人 343万人と7月で過去最多 年間累計も順調増

2025/08/21 更新: 2025/08/21

政府観光局によると、7月に訪日した外国人旅行者の数は340万人を超え、7月としては過去最多を更新した。

7月に訪日外国人の数は前年同月比で4.4%増加。今年の累計では2495万5400人となり、前年比18.4%増加した。現在、18か月連続で同月の過去最多を更新しているが、伸び率は鈍化している。

国・地域別で最も多かったのは中国で、前年比25.5%増の97万4500人だった。次いで、韓国が67万8600人、台湾が60万4200人と続いた。

ほかにも、米国やフランス、台湾から訪日客数も7月として過去最多だった。

夏は猛暑により訪日需要が鈍化するが、欧米や東アジアなどで学校の夏休みシーズンに入り、旅行需要の高まったことが訪日客増加の要因とみられている。

一方、「7月5日に大災害が発生する」という噂が流布したことから、香港からの訪日客は前年同月比で10万人以上減少した。

エポックタイムズ記者。日本の外交をはじめ、国内外の時事問題を中心に執筆しています。
関連特集: 社会