中国の「第28回国際モデル大会」広東地区予選で「ミス広東」とされた15番の女性が思わぬ騒動を巻き起こしている。
公開された動画では、キラキラした若いモデルたちが並ぶなか、その列に混じって落ち着いた雰囲気の15番の女性が「広東チャンピオン」として表彰状とトロフィーを抱えて登場した。 さらに肩には「第28回 国際モデル大賽チャンピオン」と書かれた長いたすきまでかけ、どう見ても「優勝者フル装備」の状態だった。
(「ミス広東」とされた15番の女性)
この光景にネットは騒然。
【これらの反応はいずれもSNSユーザーの感想であり、受賞者本人を否定する意図はない】
「見た瞬間え?」「二度見した」と驚きの声が飛び交い「審査基準はどこへ?」「何をもって優勝なのか説明してほしい」と混乱が広がった。
ところが翌日、主催側は突然の火消しで「彼女は優勝者ではない」と否定。しかし、受賞者リストの公表もなく、もちろん「なぜ優勝者でもない彼女が、優勝者用のたすきと表彰状を持っていたのか」という核心にも触れていなかった。
これにはネットでも反発が強まり「『第28回 国際モデル大賽チャンピオン』のたすきをかけていたではないか」「動画という確かな証拠が残っている」と冷ややかな指摘が相次いだ。
疑念はそこからさらに加速し「今回もまたスポンサー枠が発動した?」と、ついに「やっぱりスポンサー枠なのか」という悟りに近い声が広がっていった。
中国ではミスコンなどの審査イベントで「特別枠」や「スポンサー枠」がしばしば噂されるが、今回のケースはどうか。むしろ説明を避ければ避けるほど、「やっぱり今回もそうなんだな」と確信だけが静かに強まっている。
なおネット上の反応は大会運営の説明不足に対するものであり、受賞者本人を攻撃する意図はない。
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