中国 移動そのものを結婚行事にする新しい形

中国 結婚もコスト重視? 高速鉄道で迎え

2026/04/08 更新: 2026/04/08

中国で、結婚のスタイルの変化を象徴する出来事が話題になっている。新郎新婦が「迎えの車」として選んだのは、高速鉄道だった。

一般的に結婚では車で花嫁を迎えに行くが、今回はその代わりに列車を使い、移動しながら親族と時間を過ごす形となった。

中国メディアの報道によると、別々の場所に住んでいる新郎新婦は、結婚当日、一方で食事会を行った後、もう一方へ移動する予定だった。

そのため、親族らと一緒にまとまって移動できる手段として、高速鉄道を選んだ。

4月6日朝、新郎新婦を含む17人が列車に乗車。新婦は伝統衣装、新郎はスーツ姿で駅のホームを歩き、そのまま乗り込んだ。車内では乗客にお菓子を配り、祝福を受ける様子も見られた。

動画はSNSで拡散され、「世界一高い婚車だ」「合理的でいい」といった声が上がった。近年はバスや三輪車(乗用タイプ)を使う例もあり、「お金をかけない結婚」が広がっているとの見方もある。

近年の中国では、結婚式の形そのものが変わりつつある。豪華さよりも、移動や費用を抑えつつ多くの人と時間を共有できる方法が選ばれるようになってきた。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!
関連特集: 中国