中国当局、不動産バブルに警戒 投機筋に「大きな代償を」

中国銀行保険監督管理委員会(CBIRC)の郭樹清主席は10日、中国不動産市場のバブル傾向について警告した。この後、中国官製メディアは社説で、当局は投機的な取引に向けて対策を一段と強化いくと示唆した
2021/06/17

仏、入国緩和措置で中国製ワクチン接種者を除外 中国大使館が報復制裁示唆

フランス当局は最近、ワクチンを接種した入国者に対する緩和措置を発表した。中国製のワクチンは対象外であるため、在仏中国大使館はフランスに「相互制裁」をを行うと表明し、戦狼姿勢を強めている。
2021/06/17

日本ウイグル協会、声明文で与野党の努力に感謝示す 公明党にも言及

中国の人権問題を非難する国会決議の採択が見送られたことについて、NPO法人「日本ウイグル協会」は17日、声明を発表した。在日ウイグル人たちは日本政府と議員に対して、政治的な思惑に左右されることなく、新疆ウイグル自治区で起きている現実を直視して判断してほしいと呼びかけた。
2021/06/17

G7、対中強硬姿勢で温度差、日本は「態度決めかねる」との報道

13日まで英コーンウォールで開催された主要7カ国首脳会議(G7サミット)では、中国への対抗姿勢が一段と鮮明になった。米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)13日付によると、各国首脳の間で中国への対応に関して温度差があり、「日本は態度を決めかねている」という。
2021/06/17

母を拘束、父に口止め「法輪功弾圧やめて」娘が中国大使館に書簡投函

中国共産党によって不法に拘束された法輪功学習者の母親の釈放を求めて、日本在住の法輪功学習者である付偉彤(ふ・えいとう)さんは6月15日、中国大使館前で静かな抗議を行った。付さんは、信条を理由にした逮捕は不当であると訴え、読み上げた公開状を同館のポストに投函した。
2021/06/17

チェコとベルギーの議会、中共の反人道罪を非難する動議可決 北京五輪ボイコットも呼びかけ

チェコ上院は、中国共産党政権によるウイグル人やイスラム系少数民族に対する扱いは「人道に対する罪」や「ジェノサイド」にあたるとする動議を可決した。6月15日には、ベルギー議会も同様の動議を可決している。
2021/06/16

中国、荒川弘氏の10年前作品にバッシング  毛沢東をパロディ化

中国の愛国主義者らはネット上で、日本漫画家の荒川弘氏が約10年前に発表した作品の中に、毛沢東をパロディ化する内容があるとしてバッシングを強めている。
2021/06/16

台湾ADIZに中国軍機28機が侵入 台湾軍は「あなたたちの責任だ」と異例の警告を発信

台湾国防部は15日、防空識別圏(ADIZ)に侵入した中国軍機28機に対して、ただちに離れるように少なくとも15回の警告を発した。台湾軍は、「何かあったらあなたの責任だ」と中国軍機に異例の警告する場面もあった。
2021/06/16

中国がフレンチオーク大量購入 仏で国内供給不足に 仏関係者は政府に陳情

6月10日、これらのオーク業界の代表者が、ジュリアン・ドノルマンディー(Julien Denormandie)農業・食料大臣と会談し、オーク業界を救済するために国家的介入の必要性を改めて強調した。実際、今年の4月末にはすでに国家の救援を呼び掛けている。木工用の原材料不足は、フランス経済の重要な部分である中小企業にショックを与え、それがフランスの木材・森林産業全体に影響を与え、その影響は簡単には解消されないという。
2021/06/16

国連専門家、「臓器狩り」に憂慮示す 中国に調査受け入れ求める 

国連の人権専門家は14日、十数年あまり指摘されてきた中国の強制臓器収奪「臓器狩り(Organ Harvesting)」に関する文書を発表した。専門家は、法輪功学習者、ウイグル人、チベット人、イスラム教徒、キリスト教徒、中国の少数民族を対象とした臓器収奪に関する信頼性の高い報告を得ているとして、中国政府に問題調査の受け入れを求めている。
2021/06/16

中国製ワクチン接種後、複数国で感染者数が急上昇 欧米製使用の国では激減=JPモルガン報告書

対象となった18カ国のうち、欧米製ワクチンを使用している国では感染者数が激減したのに対し、中国製ワクチンを使用している国では感染者数が急上昇し、軸の最大値を超えた折れ線がグラフからはみ出ていることを明らかにした。
2021/06/16

米軍、過去20年続く「対テロ戦略」から「対中国戦略」に転換 

米国防総省は、過去20年続く対テロ・ドクトリンから転換し、対中国戦略に重点を置いた軍内部の組織調整を行なっている。バイデン政権は2月、国防総省に対中戦略専門家チーム「任務部隊(タスクフォース)」を設置し、中国がもたらす課題に対する米軍の対応を強化すると発表している。
2021/06/15

【速報】自民外交部会、対中非難決議を全会一致で可決 「全力を挙げる」=下村政調会長

自民党の外交部会は15日午前、中国におけるウイグル人やチベット人等に対する人権侵害を非難する国会決議案を全会一致で可決した。決議案は同日午後、自公両党の幹事長・国会対策委員長会談で検討される予定だ。また、自民党の下村博文政調会長が自身のツイッター上でうわさに対抗する書き込みを行い、決議案を全力で推進する姿勢を表明した。
2021/06/15

在日法輪功学習者、議員会館前で母親の救援求める「弾圧を止めて」と呼びかけ

6月14日、日本在住の法輪功学習者らは衆議院議員会館前で、在日法輪功学習者・付偉彤(ふえいとう)さんの母親を救援するための陳情活動を行った。学習者は、母親の即時釈放と法輪功弾圧の停止に向けて、日本政府や議員に対して国際的な働きかけを求めた。
2021/06/15

日本当局、中韓産のめっき鉄線に不当廉売関税の調査開始 国内4社から「損害生じた」と申し立て

経済産業省と財務省は6月14日、中国と韓国から輸入される溶融亜鉛めっき鉄線に対する、不当廉売関税(ダンピング関税)をめぐる調査を行うことを発表した。両省は国内4企業から、日本の同産業は営業利益が減少するな、実質的な損害が生じたとの申し立てを受けていた。
2021/06/15

G7サミット、一時Wi-Fiなどを遮断 中国側の盗聴に警戒=報道

英国で開催された先進7カ国首脳会議(G7サミット)では、各国の首脳が中国当局をめぐって議論を展開していた際、会議室のネットワークの接続が一時切断されたことがわかった。
2021/06/14

『中国クーデター』著者が語る、中国共産党政権を終わらせるための「世界規模の戦い」

ガーサイド氏は、中共の一党支配体制はまもなく終焉を迎えると考えており、米国とその同盟国は中共政権を打倒するために団結しなければならないと強調した。中共に立ち向かうためには、米​英など5カ国「ファイブ・アイズ」や北大西洋条約機構(NATO)、日米豪印4カ国の枠組み「クアッド」など、民主主義諸国の連携が不可欠だという。
2021/06/14

現代の奴隷で作られる中国「一帯一路」=労働NGO報告

米ニューヨークにある中国の労働環境改善に取り組む労働NGO「チャイナ・レイバー・ウォッチ(CLW:China Labor Watch)」の創設者であるリ・チャン(音訳)は「中国の一帯一路の建設は強制労働に基づいている」と指摘し、「中国は一帯一路によって、政治的な利益を望んでおり、これらの労働者を利用する必要がある」としている。
2021/06/14

「戦いつづける」 逃亡犯条例反対運動2周年、在日香港人が新宿でデモ行進

12日、中国共産党が押し付けた「逃亡犯条例」に反対する大規模な抗議活動から2年が経つ。、在日香港人が東京・新宿でデモ行進を行った。国家安全法が制定され、香港でのデモや集会が厳しく規制されるなか、在日香港人は民主や自由を取り戻すために戦い続けることを誓った。
2021/06/13

バッシングから一転 中国、テスラ引き留め 撤退回避のためか

これまで中国で拡大してきた「テスラバッシング」は、反転の兆しを見せている。中国メディアは最近、電気自動車(EV)メーカーの米テスラをめぐる報道が間違ったとして謝罪した。
2021/06/12

中国、「反外国制裁法」を可決 専門家は「実力を過信」と効果疑問視

中国の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会は10日、米国などの対中制裁措置に対抗して、「反外国制裁法」を迅速に可決した。中国に進出する外資系企業は、同法の可決は透明性に欠けると批判した。
2021/06/11

中国、国際交流基金で訪日の中国知識人200人がやり玉に

中国の知識人約200人が過去、日本政府が支援した日中交流プロジェクトに参加したことで、一部の中国人ネットユーザーにやり玉に挙げられた。その一方で、中国外務省は愛国主義者に同調せず、日中間の交流活動に理解を示したことが注目された。
2021/06/11

ウイグル等人権問題非難決議案を国民民主・立憲民主・維新の会の3政党が了承

国会の会期が目前に迫るなか、中国の新疆ウイグル自治区やチベット、南モンゴル、香港における人権侵害を非難する国会決議案について、国民民主党、立憲民主党、日本維新の会の3政党がそれぞれ党として賛成することを機関決定した。
2021/06/11

インド五輪ユニフォーム、中国スポンサー企業と契約打ち切り 「国民感情への配慮」

インドオリンピック委員会(IOA)は8日、中国の服装ブランド「リーニン(李寧)」との五輪選手団ウェア提供契約を打ち切ると発表した。東京オリンピック大会では、インド代表チームはノーブランドのユニフォームを着用する可能性がある。
2021/06/11

「今国会で必ず対中非難決議案の成立を」人権団体が会見

中国における人権侵害行為を非難する国会決議の成立を求めて、少数民族や人権団体の代表者らが8日、衆議院議員会館で記者会見を開催した。日本ウイグル協会やSMGネットワークなど13団体が共同声明を発表し、ミャンマー国軍非難決議を歓迎するとともに、対中決議案の採択を促した。会見後、代表者らは複数の国会議員に声明文を手渡し、決議案への支持を求めた。
2021/06/09

NATO事務総長、バイデン米大統領と会談 中国は「価値観共有しない」とけん制

北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長が7日、ホワイトハウスでバイデン米大統領と会談した。ストルテンベルグ事務総長は中国をNATOが直面する一つの脅威とし、「われわれと価値観を共有しない」と会見後の記者会見で述べた。そのうえ、中国と対抗するため、「NATOは価値観を共有している国々と深く連携する必要がある」としている。14日、ブリュッセルで開かれるNATO首脳会議において、中国とロシアの脅威を念頭にNATOが抱える課題を議論する予定だ。
2021/06/09

中国蘇州市、法輪功学習者14人が拘束 1カ月近く消息不明

中国江蘇省蘇州市に住む法輪功学習者14人は、5月10日に地元当局に拘束されてから、依然として消息不明であることがわかった。
2021/06/09

米上院、対中包括法案を可決 テクノロジー脅威に対応

米上院は8日、中国との技術競争に備え、ハイテク分野の研究・生産を強化するため包括的な法案「米国イノベーション・競争法案(USICA)」を賛成68、反対32で可決した。
2021/06/09

中国当局、米軍機の台湾入りに沈黙 かつて「米中開戦」と威嚇

米上院の超党派議員団を乗せた、米空軍のC-17大型輸送機(C-17 Globemaster III)が6日、台北松山空港に到着し、中国と台湾で注目されている。中国当局は昨年、「米軍機が台湾に離着陸するときは米中開戦の時だ」と官製メディアを通じて威嚇したが、今回の米軍機に触れなかった。
2021/06/08

台湾外相「中国はワクチンの見返り求めている」日本の記者会見にオンライン参加

台湾の呉釗燮(ジョセフ・ウー)外相は3日、中国がワクチンなどウイルス流行に関する支援の見返りとして、自国の領土と主張する台湾への圧力を高めるために、海外での政治的利益を求めていると述べた。
2021/06/07