米軍、中露との競争が最優先事項 対テロから方針転換
[ワシントン 19日 ロイター] - 米国防総省が19日公表した戦略文書「国家防衛戦略」は、中国とロシアとの競争を最優先事項と位置づけた。過去15年間優先してきたテロとの戦いから方針を転換したことを示す。 優先事項は、今後の防衛予算に反映されるとみられる。 マティス米国防長官は文書公表に合わせて講演し「中国やロシアなど、国際秩序の現状変更を目指す修正主義勢力による脅威が増している。こうした国は
焦点:消えぬ米朝戦争懸念、トランプ政権にくすぶる先制攻撃論
John Walcott and David Brunnstrom [ワシントン 11日 ロイター] - 平昌冬季五輪の来月開催を控えた韓国と北朝鮮が今週2年ぶりに行った南北会談によって、北朝鮮による米国を射程に収めた核ミサイル開発を巡る戦争の脅威は、ひとまず緩和された。 だが、緊張緩和は長続きしない可能性がある。北朝鮮の金正恩・朝鮮労働党委員長は、米国の要求に屈し、自らの生き残りに不可欠だと
空自の緊急発進、4─12月は147回減 中国機の特異な飛行増える
[東京 19日 ロイター] - 防衛省が19日に発表した航空自衛隊機による2017年4─12月期の緊急発進回数(スクランブル)は、736回と過去最多だった前年同期から147回減少した。中国機向けが大きく減ったたためだが、防衛省が特異な事例として公表した同国機の飛行は前年同期比12件増えた。 4─12月期の中国機に対する緊急発進は395回と、前年同期から249回減少した。12月18日には同国軍の
米インフラ計画で詰めの協議、トランプ氏が一般教書演説で披露も
[ワシントン 18日 ロイター] - 米トランプ政権は、公約として長らく期待されてきたインフラ投資計画について詰めの検討を進めている。計画に詳しい関係筋が明らかにした。 トランプ大統領は1月30日に行う一般教書演説で同計画の内容を示す可能性もあるが、詳細は明らかにしない見込みだという。 関係筋2人によると、計画は10年間で2000億ドルに上る連邦政府資金を4つの基金に分割することを提言する見込
韓国大統領の支持率、4カ月ぶり低水準=世論調査
[ソウル 19日 ロイター] - 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が4カ月ぶり低水準となったことが、ギャラップ・コリアが19日に発表した世論調査で明らかになった。 韓国と北朝鮮は、来月開催される平昌冬季五輪のアイスホッケー女子で南北合同チームを結成して戦うことなどで合意。これを受け、世論から反発が出ている。 ギャラップ・コリアによると、文大統領の支持率は67%で、前週の73%から
TPP首席交渉官会合、カナダに現実的対応期待=茂木経財相
[東京 19日 ロイター] - 茂木敏充経済財政担当相は19日の閣議後会見で、米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP11)の首席交渉官会合を22-23日に東京・新宿で開催すると正式発表した。「早期発効に向けた議論の進展を期待」とし、慎重姿勢を示しているカナダについて「現実的対応を期待している」と強調した。 財政の中長期試算では長期金利の前提を現実的な数値に引き下げるとの見解を示した。
米政府機関閉鎖の可能性かなり高い、軍隊に悪影響=トランプ氏
[ワシントン 18日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、政府機関が閉鎖する可能性は非常に高く、閉鎖した場合、軍隊に悪影響が及ぶとの見方を示した。 大統領は記者団に対して「国が閉鎖する可能性は非常に高いが、もしそうなれば、予算の取り扱いが長年にわたるこれまでの取り扱いとはかなり異なってくる」と述べた上で「いずれにせよ、国が閉鎖すれば軍隊への影響が最もひどくなる」とした。 *写真を加え、
米国務長官が来週訪英、「トランプ大統領は英国を軽視せず」
[ワシントン 17日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は17日、来週英国を訪問すると記者団に明らかにした。滞在は1日で、ロンドンの新米大使館を訪れたいとの意向を示した。 新大使館を巡っては、トランプ大統領が今月、落成式への出席を取りやめ英国訪問を中止すると発表している。オバマ前大統領が大使館を「二束三文」で売り払い、不便な場所へ移したことを理由に挙げたが、実際はブッシュ(子)政権時代に移転
北朝鮮情勢「むしろ悪化」と安倍首相、豪首相との会談で
[東京 18日 ロイター] - 安倍晋三首相は18日、来日したオーストラリアのターンブル首相との会談で、南北対話が始まった北朝鮮問題に言及し、「状況はむしろ悪化している」との情勢認識を示した。その上で両首脳は、北朝鮮の非核化を目指す方針で一致した。 両首脳は時間を割いて北朝鮮問題を協議した。会談に同席した西村康稔官房副長官によると、安倍首相はターンブル首相に対し、「北朝鮮は南北対話を進める一方で
インタビュー:NAFTA再交渉、最善策は協定廃止=米大統領
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、ホワイトハウスでロイターのインタビューに応じ、米国、メキシコ、カナダの3カ国による北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉について、最善の結果は協定の廃止だとの考えを示した。 大統領は「われわれはNAFTAの再交渉中だ。私がNAFTAを廃止するかもしれない」と発言。「NAFTA廃止が最善策になるが、多くの人々はそれを理解していない」と語
インタビュー:トランプ氏「皆が思うより、運動している」
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領がジムに行くことなど、期待してはならない。それが主治医の指示だとしてもだ。71歳の大統領は、ゴルフコースやホワイトハウスで体をよく動かしていると、ロイターに17日語った。 「歩いたり、あれやこれやと体を動かしている」。トランプ大統領は、大統領執務室で行われたインタビューでこう述べた。「隣の建物まで走っていく。皆が思うよりも、運動している」
ロシア、対北朝鮮制裁を完全履行せず=米国務長官
[米政府専用機内 17日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は17日、ロシアが北朝鮮に対する国連制裁を完全履行していないとの見解を示した。カナダのバンクーバーで開催された北朝鮮問題に関する外相会合から戻る途中、政府専用機内で述べた。 長官は記者団に対し、ロシアの制裁不履行は「主に」燃料に関するものだと述べた。その上で「他の分野にも及ぶ可能性がある」としたが、詳細には言及しなかった。 長官は
米ペンシルベニア州で3月に下院補選、トランプ氏現地で支援へ
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は18日、ペンシルベニア州西部を訪れ、同州で3月13日に実施される連邦下院補欠選挙を巡り共和党候補への支援を示唆する。先月実施されたアラバマ州の連邦上院補選では、トランプ大統領が支援した共和党候補が民主党候補に敗れたばかり。 補選は共和党議員のティム・マーフィー氏が性的スキャンダルで昨年10月に辞職したことに伴うもの。トランプ大統領は先月成立
インタビュー:米大使館のエルサレム移転、年内の計画ない=トランプ大統領
[ワシントン 17日 ロイター] - 米国のトランプ大統領は17日、イスラエルの米国大使館を年内にエルサレムへ移転する計画はないと否定した。 イスラエルのネタニヤフ首相のインド訪問に同行したイスラエル記者団によると、首相は17日、移転に関し「予想よりずっと早期になると確信している。1年以内になるだろう」と述べたという。 この発言に対し、トランプ大統領はロイターに「年末までに?われわれは、話
米国務長官「北朝鮮制裁で効果」、日本への漁船漂流にも言及
[パロアルト(米カリフォルニア州) 17日 ロイター] - ティラーソン米国務長官は17日、カリフォルニア州スタンフォード大学でのイベントで、対北朝鮮制裁の効果が表れ出していると述べ、中国による圧力を評価した。 ティラーソン氏は、圧力を続けることで北朝鮮がやがて核・ミサイル開発を巡る交渉のテーブルに着くと確信していると述べ、情報活動や脱北者などから「こうした制裁が本格的に苦痛を与え始
英国のEU残留望む、再加盟も可能=ユンケル欧州委員長
[ストラスブール 17日 ロイター] - 欧州連合(EU)のユンケル欧州委員長は17日欧州議会で、英国がEUにとどまることを望んでおり、離脱したとしても再加盟することを望んでいると語った。 前日には、EUのトゥスク大統領が、英国がEU離脱(ブレグジット)を撤回するなら歓迎するとの意向を示していた。 ユンケル氏は「トゥスク大統領と私は昨日英政府に対して、英国民や英議会、英政府がブレグジット以外の
インタビュー:米大統領、共和党の選挙戦に尽力へ 予備選には関与しない可能性
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、ホワイトハウスでロイターのインタビューに応じ、中間選挙を控えた今年は共和党の過半数議席を維持するため選挙戦の支援に尽力する方針を明らかにした。ただ、中間選挙に向けた党内の予備選には関与しない可能性を示唆した。 大統領は「共和党議員を増やす必要があるため、その支援に1週間のうち4─5日を充てるつもりだ」と発言。「真の政策課題を実現
トランプ大統領がロシア非難、「北朝鮮の制裁逃れを手助け」
[ワシントン 17日 ロイター] - トランプ米大統領は17日、北朝鮮の制裁逃れを手助けをしているとしてロシアを非難した。さらに、北朝鮮が米本土を狙う長距離ミサイルの完成に「日ごとに近づいている」と警鐘を鳴らした。 トランプ大統領はロイターとのインタビューで、「ロシアは北朝鮮問題で米国の助けにはなっていない」とし、「中国が米国に協力した分をロシアが損なっている」と非難した。 トランプ大統領の
アングル:北朝鮮と五輪で南北チーム結成か、韓国世論は猛反発
Heekyong Yang and Josh Smith [ソウル 16日 ロイター] - 韓国政府が、来月平昌(ピョンチャン)で開催する冬季五輪において朝鮮半島の南北融和をアピールしようと、北朝鮮選手との合同チーム結成を提案したことに対し、一部の韓国選手は「激怒」している。 平和演出を狙う韓国政府に対して、国民の関心が低いことが浮き彫りとなった。 国際的に孤立する北朝鮮が平昌五輪にどう参加
中国包頭市、財政統計で「虚偽」認める 歳入を下方修正
[北京 17日 ロイター] - 中国内モンゴル自治区・包頭市は、2017年の歳入を当初の試算から大幅に下方修正したことを明らかにした。「虚偽」の加算が行われたことが一部要因と説明した。 同市が13日にウェブサイトで公表した情報によると、歳入は当初の試算から50%近く引き下げられた。 虚偽の加算を行った人物や経緯は明らかにされていない。 数日前には、内モンゴル自治区と天津市も2016年の財政・
トランプ氏、健康診断結果を初公表 医師「精神面に問題ない」
[ワシントン 16日 ロイター] - トランプ米大統領の主治医が16日、就任後初の健康診断の結果について公表し、認知力の検査をクリアしたほか、全体的な健康状態も良好だと明らかにした。ただ、食生活の改善や運動を通じて体重を最大で15ポンド(6.8キロ)減らす必要があるとした。 認知力検査はトランプ氏が追加で行うよう求め、その結果を公表することも承認。また、主治医で米海軍医師のロニー・ジャクソン氏に
北朝鮮、冬季五輪に応援団230人派遣へ=韓国統一省
[ソウル 17日 ロイター] - 北朝鮮は、来月の平昌冬季五輪に230人規模の応援団を派遣する。韓国統一省が17日、北朝鮮との実務会談後に声明を発表した。 両国は先週来、北朝鮮の五輪参加に向けて協議を重ねている。 統一省は、両国は北朝鮮選手団の規模や共同の文化イベント、北朝鮮の馬息嶺スキーリゾートの使用など、いくつかの議題で意見を交換したとしている。
米国で航空便の欠航相次ぐ、この冬2度目の嵐で
[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米国がこの冬2度目の嵐に見舞われ、航空会社の16日の報告によると、大量の航空便が欠航を余儀なくされている。航空業界の第1・四半期の見通しをさらに曇らせる要因となりそうだ。 今回の嵐では、テキサス州南東部から東海岸にかけた地域で大雪、みぞれ、氷雨などを観測。航空各社は気象状況を基に17日の便も既に運航をキャンセルした。 アメリカン航空は嵐の
原油先物が下げに転じる、相場全体は依然底堅い
[シンガポール 17日 ロイター] - 17日アジア時間の取引で原油先物価格は序盤の上昇から下げに転じた。アナリストは過去1カ月で13%超上昇していたことから調整について警告していた。 ただ、供給の引き締まりや世界的に堅調な需要を背景に、原油相場全体は依然底堅い。 0441GMT(日本時間午後1時41分)現在、北海ブレント先物は前営業日終値比18セント安の1バレル=69.07ドル
北朝鮮への制裁強化検討へ、20カ国が外相会合で合意
[バンクーバー 16日 ロイター] - カナダのバンクーバーで16日開かれた北朝鮮の核・ミサイル問題を巡る20カ国の外相会合では、国連安全保障理事会が採択した対北朝鮮制裁に加え、新たな制裁を検討することで各国が合意した。会合を共催した米国とカナダが共同声明で発表した。 また、各国が北朝鮮と韓国による南北対話を支援する方針を確認し、「対話が緊張緩和につながることを期待する」とした。 声明によると
英国がEU離脱撤回なら歓迎、方針変更は依然可能=EU大統領
[ストラスブール 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)のトゥスク大統領は16日、英国がEU離脱(ブレグジット)を撤回するなら歓迎するとの意向を示した。 大統領は欧州議会で「英政府が離脱の決定を維持するなら、ブレグジットは来年3月に現実となり、あらゆるマイナスの影響が生じる」と述べた。 英国では今月に入り、EU離脱を巡る国民投票の再実施を求める意見が離脱派と残留派の双方から出ている。
20カ国外相、北朝鮮への圧力継続訴え 南北対話にかかわらず
[バンクーバー 16日 ロイター] - 米国とカナダが共催する北朝鮮の核・ミサイル問題に関する20カ国の外相会合が16日、カナダのバンクーバーで開かれた。参加国からは、「北朝鮮に核放棄を迫るために圧力を強化すべき」、「南北対話を巡る『ほほ笑み外交』に目を奪われてはならない」などの意見が出た。 共同議長のティラーソン米国務長官は「北朝鮮が信頼できる交渉の席に着くまで、同国の(挑発)行動の代償を増大
米加州の自宅で子ども13人を監禁か、両親を逮捕
[ぺリス(米カリフォルニア州) 15日 ロイター] - 米カリフォルニア州で14日、栄養失調に陥った子ども13人が住宅から発見され、両親が逮捕された。ベッドにつながれていた子どももいたという。 事件があったのはロサンゼルスの東およそ110キロに位置するペリス。地元の保安官事務所が15日に発表したところによると、きょうだいのうち17歳の少女がこの家を抜け出して、警察に通報した。 警察によると、
世界は核戦争まで「ぎりぎりの地点」に到達=ローマ法王
[法王専用機内 15日 ロイター] - ローマ法王フランシスコは15日、核戦争の危険を現実に危惧しているとし、世界は「ぎりぎりの地点」に到達していると述べた。チリとペルー訪問に向かう機中での発言。 法王は、核戦争勃発の可能性を懸念しているかと質問され「ぎりぎりの地点にきていると思う。私は大変懸念している。1つ事が起これば事態は加速する」と述べた。 ただ、ミサイル誤報でパニック騒ぎがあったハワイ
フィリピン中部マヨン山で噴火の恐れ、住民1.2万人が避難
[マニラ 15日 ロイター] - フィリピン中部アルバイ州にあるマヨン山で噴火の可能性が高まり、当局が周辺の住民に避難命令を出した。火山学者は「数日または数週間以内に」噴火が起きると警告している。 マヨン山では14日になって泥流や噴石が観測され、これまでに住民1万2000人以上が避難した。 国の災害対策機関の報道官は、溶岩が火山から約3キロの地点に達した地域もあると説明し、近隣自治体からの