世界中のピラミッド(69)マヤ文明が消えた謎
マヤ文明は紀元7世紀から8世紀に最盛期を迎えたが、9世紀には突如、姿を消した。古代都市コパンは800年頃に廃棄され、マヤ最大の都市と言われているティカルでさえも、869年に廃棄された。
世界中のピラミッド(68)石器から高度な文明への発展
マヤ文明の多くの謎が未だ解明されていません。例えば、マヤ文明は石器時代に属していますが、銅器もなければ鉄器も発見されておらず、獣の骨と木鋤の活用のみでした。しかし、高度な文明を持っていたのです。
世界中のピラミッド(67)マヤ人と中国人の関係
ある学者は、マヤ人にはモンゴル人の血統と黄色人種の血統があるといいます。大昔、モンゴル人は寒冷な気候によって大移動し、シベリアからベーリング海峡を経て北アメリカへと向かい、その後、南アメリカに移りました。
世界中のピラミッド(65)ピラミッドにまつわる偶然の一致
古代ギリシアの数学者アルキメデスは円周率を3.14まで正確に計算した最初の人物です。アメリカ大陸で円周率が普及したのは16世紀頃、ヨーロッパ人が上陸した後のことでした。
世界中のピラミッド(60)エルサルバドル タスマル遺跡
タスマル遺跡内の主要な建物はピラミッド構造の大神殿で、エルサルバドル境内で最も有名な神殿です。「タスマル」はキチェー語で「いけにえが焼かれたピラミッド」という意味です。
世界中のピラミッド(54)ホンジュラス コパンのマヤ遺跡
コパンはかつて、ホンジュラス西部、現在のコパン・ルイナスに隣接するマヤ辺境の重要都市でした。その壮麗さはグアテマラのティカル遺跡に劣らず、マヤ文明において2番目の大都市とされていました。
世界中のピラミッド(53)ボリビア ティワナク遺跡
ボリビアのティワナク(Tiwanaku)遺跡はかつて宗教的・政治的中心地であり、チチカカ湖沿岸から南約20kmの方向、海抜3500mの場所に位置しています。ティワナクは「創世の中心」という意味です。
世界中のピラミッド(52)カナリア諸島 グイマーのピラミッド
グイマーのピラミッドは、スペインのカナリア諸島・テネリフェ島東海岸、グイマルに位置しています。グイマルにはこのようなピラミッドはかつて9基ありましたが、今は6基しか残されていません。
世界中のピラミッド(51)メキシコ エズナ
メキシコのカンペチェ(Campeche)から南東50kmにはエズナ(Edzna)と呼ばれるマヤ遺跡があります。近年発掘され、メキシコ政府が力を入れて修復作業を行っている「新たな」マヤ遺跡であると言われています。
世界中のピラミッド(50)メキシコ トラチウアルテペトル
「トラチウアルテペトル」は「人工の山」を意味しており、かつてはテオティワカンの太陽のピラミッドよりも大きいピラミッドでした。しかし、山崩れなどにより、今はただの山、あるいは丘にしか見えません。
世界中のピラミッド(49)マヤの至高神 ククルカン
マヤ神話によると、雨を司る神は蛇と合体し、民の心の中に深く刻み込まれ、その後、マヤ文明において特有のシンボルとなりました。それがククルカンなのです。マヤの人々にとって、ククルカンは雨の神様よりも地位が高いのです。
世界中のピラミッド(48)メキシコ 古代都市チチェン・イッツァ
ユカタン半島にあるマヤ文明の遺跡・古代都市チチェン・イッツァの中心的な建物は、熱帯雨林に囲まれた空き地にそびえたつ階段式ピラミッド――ククルカンの神殿(Kukulkan)であります。
世界中のピラミッド(47)メキシコ モンテ・アルバン
メキシコ・オアハカ市街の西方10km離れた場所に、サポテカ文明が栄えたモンテ・アルバンの古代遺跡があり、中央アメリカにおいて最も古い遺跡でもあります。
世界中のピラミッド(46)メキシコ トゥルム遺跡
トゥルム遺跡はマヤ文明末期に栄えた城壁都市の遺跡で、カリブ海に面したユカタン半島東海岸の高さ12メートルの崖の上に位置しています。そして、この遺跡は、海を除いた3つの方位が、厚さ約5メートルの石の壁に囲まれています。
世界中のピラミッド(45)メキシコ ウシュマル
メキシコ東部のユカタン州の都市、メリダの南にあるマヤ文明の遺跡・ウシュマルは7世紀に建設され、その後200年間、この街は最盛期を迎えました。2万5千の人口を抱え、当時、ユカタン半島の最大の都市であり、宗教の中心地でした。
世界中のピラミッド(44)メキシコ エル・タヒン
古代都市エル・タヒン(El Tajin, Pre-Hispanic City)遺跡で最も有名な建築物は「壁龕(へきがん)のピラミッド」です。ピラミッドは7層の基壇から成っており、東側には頂上まで通じる階段があります。
世界中のピラミッド(43)メキシコ パレンケ
古代都市パレンケも9世紀以前は繁栄した都市でした。言い伝えによると、パレンケ遺跡には500以上もの建物がありますが、現在、まだ34前後しか発掘されていません。「碑文の神殿」は10層あり、頂上には神々を祭る祭壇があります。
世界中のピラミッド(42)テオティワカン 月のピラミッド
「月のピラミッド」は「太陽のピラミッド」の向かい側にあり、構造も似ており、ただ、サイズはその半分以下となっています。太陽のピラミッドより高い位置に建設されているため、両ピラミッドの高さはあまり変わりません。
世界中のピラミッド(41)テオティワカン 太陽のピラミッド
太陽のピラミッドは死者の大通りの半ばあたりの東側、月のピラミッドとシウダデラの間に位置しており、古代都市テオティワカン遺跡において最大の建築物です。3基のピラミッドは基本的に一直線上にあります。
世界中のピラミッド(40)メキシコ・テオティワカン
ピラミッドを中心とする古代都市テオティワカンは「神々の都市」とも呼ばれています。長さ4km、幅45mの南北に貫くメインストリート「死者の大通り」があり、10世紀頃、初めてここにやってきたアステカ人が名付けました。
世界中のピラミッド(39)メキシコ マヤ文明(1)
映画『2012』の公開により、世界中の人々が末日への関心を高めました。そして、マヤの予言とマヤ文化も再び人々の熱い視線を集めたのです。中でもメキシコは、インディアンにより、独特な文明が形成されました。
世界中のピラミッド(38)全世界に存在する巨人の墓
世界各国、各民族の神話や伝説などにおいて、巨人の存在は欠かせません。18世紀以降、このような伝説は徐々に減っていきました。しかし巨人に関するいくつもの考古学的発見により、「伝説」は本当に伝説なのかと再考せざるを得ません。
世界中のピラミッド(37)エジプト 誰がクフ王のピラミッドを建設したのか?
歴史学者は、ピラミッドはファラオの墓と密接な関係があると考えています。820年、アルマムーンはイスラム教徒を率いて、初めてクフ王のピラミッド内に入りました。しかし中にあったのは、何も入っていない石箱だけでした。
世界中のピラミッド(36)エジプト 救世主の降臨
一部の学者らは、ピラミッドの建設者は後世の人々のために救世主の降臨に関する予言を残したと考えています。古代エジプトでは、人類の救世主がやがて降臨するという予言が伝えられており、それは後の新約聖書の内容と一致しています。
世界中のピラミッド(35)ピラミッドに纏わる奇妙な符合
学者は1インチを1年の時間単位に置き換え、そして、ピラミッドに関する長さや容積、天文学、数学などと、かの有名な「誤差数字286」を考えあわせた上で分析したところ、ピラミッド内のトンネルの謎を解明しました。
世界中のピラミッド(34) クフ王のピラミッドの謎
クフ王のピラミッドには、サイズや配置、技術など、いくつかの明確な数字や説明のつかない現象があり、今日でも多くの考古学者や専門家たちを悩ませています。51°、方錐、磁力線との同調は、ピラミッドの安定性の謎です。
世界中のピラミッド(33)クフ王のピラミッドの神秘
クフ王のピラミッドの神秘さにまつわる推測や話題は常に絶えず、特にピラミッドのエネルギーに関して、人々の興味をそそります。ピラミッドの構造、各部分の比例、サイズなど、全てに重大な意義が隠されていると信じる学者たちもいます。
世界中のピラミッド(32)エジプト ギザ(2)
ファラオ・カフラーの継承者であるメンカウラー(Menkhaure)もギザでピラミッドを建てました。第4王朝が衰えている頃(紀元前2600年頃)に建てられたこのピラミッドは、他の2基のピラミッドの約8分の1しかありません。
世界中のピラミッド(31)エジプト ギザ(1)
ギザの大ピラミッドは古代エジプトの第4王朝(紀元前2500年頃)の王であるクフの墓とされ、古代エジプトでは、各ファラオが即位した日から、自分用の墓を建設し始め、死後、成仏できるよう祈り始めると言われています。
世界中のピラミッド(30)エジプト・ダハシュール
ダハシュールはピラミッドの発祥地と言われ、今日良く見られるピラミッドが最初に出現したのは、第3王朝のファラオ・フニの時期です。