天安門事件、中国で風化の恐れ 「情報統制で若者がほとんど知らない」
中国政府が民主化運動を武力で弾圧した天安門事件から今年で32年になる。中国当局は依然としてこの歴史を意図的に軽視、隠蔽、および歪曲しようとしている。現在の中国本土の若者は洗脳教育の下で、この凄惨な事件についてほとんど何も知らないのだ。
<天安門事件>民主化求める学生らの様子 30年ぶり公開(1)
「中国人として、事件の経験者として、中国の人々や若い世代に六四天安門事件の真相を伝える責任がある」。当時19歳で北京市に住む学生だったの劉建(Jian Liu)さんはこのほど、30年前天安門広場で撮影した写真2000枚を大紀元時報と新唐人テレビに提供した。劉さんは両社に版権を与え、写真の公開を委託した。以下はその写真の一部である。
天安門事件から29年、「学生運動を利用した鄧のクーデター」=趙紫陽元秘書
「1989年6月4日、最高権力者だった鄧小平氏が大規模な民主化運動を軍を出動して鎮圧した。これは、趙紫陽氏の失脚を狙った鄧の陰謀だった。」こう話したのは趙紫陽・中国共産党中央委員会元総書記の秘書だった鮑彤氏(86)だ。
学生を後ろから襲った戦車 六四天安門事件の体験者が語る
1989年6月4日、北京の天安門広場で、民主化運動を軍が武力鎮圧した「六四天安門事件」が起きた。中国共産党政権はこの日、天安門広場に集まった学生を中心とした丸腰の一般人に、戦車で無差別に攻撃した。政権に影響する「敏感な」過去の事件として検閲されているため、中国国内では事件の事実を知ることができない。現在の中国の若者は、事件のことを全く知らないという。
中国改革指導チーム 胡耀邦・趙紫陽のシンクタンク返り咲きか
【大紀元日本1月17日】昨年末設立した中国共産党指導部の改革機構「改革を全面的に深化させる指導チーム」(以下・改革指導チーム)には80、90年代の胡耀邦及び趙紫陽政権で活躍し、江沢民時代で排除された改
中国の精神病院で行っている精神迫害
単に収容されているだけの精神病患者、重慶 (Getty Images)【大紀元日本5月21日】5月1日、中国で初めての「精神衛生法」が施行された。この法の第30条に「精神障害者の入院治療は患者本人の意
温家宝首相、天安門事件や法輪功などの名誉回復を提案か
【大紀元日本3月28日】中国の温家宝首相が最高指導部の会議の席で、1989年に武力弾圧された学生民主運動「六四天安門事件」や、故胡耀邦氏と趙紫陽氏の両総書記、集団弾圧されている法輪功について、その名
天安門事件22周年、一触即発 「革命の条件はあの時より整っている」
【大紀元日本6月4日】不穏な空気が漂い、一触即発の雰囲気さえ匂わせる中国は今日、「天安門事件」22周年を迎えた。「あの事件以来最悪だ。今の中国の人権状況は」。「天安門母の会」の代表で、息子を同事件で
中国国内の禁書、香港空港で販売好調
【大紀元日本12月16日】香港空港の書店では、中国国内で出版・発売が禁止されている書籍が飛ぶように売れている。最も人気の高い著書は、毛沢東時代の歴史や、文化大革命の回想録、現中国共産党の政治体制に関
中国国内誌、故趙紫陽・元総書記を讃える記事発表
【大紀元日本7月10日】中国国内誌「炎黄春秋」はこのほど、中国の故・趙紫陽元総書記を讃える回想録を掲載した。「六・四天安門事件」後、中国政府に軟禁された同氏を公で讃えるのは、中国では非常に稀な動きと
「天安門事件」中国元首相の日記、香港で出版中止へ
【大紀元日本6月24日】香港で出版する予定だった中国の李鵬・元首相の日記が、著作権の問題で出版中止となった。同日記は「六・四天安門事件」に関する中国最高指導部の内部決定の経緯を明かしているもよう。出
「死を覚悟で運動を阻止」 天安門事件当時の中国元首相日記、香港で出版へ
【大紀元日本6月6日】中国政府が、政治改革を求めた学生民主運動に武力弾圧で対応し、大勢の若者を殺害した「六・四天安門事件」が、今年で21周年になる。当時の首相であり、武力弾圧の陣頭指揮を取った李鵬氏
趙紫陽元秘書鮑彤氏、神韻芸術の感化力と生命力を語る
【大紀元日本1月31日】旧正月を迎えた1月下旬、世界中で高い評価を受けている神韻芸術団はニューヨークの四つの劇場で12公演を続けて行い、各業界の著名人や華人同胞から絶賛された。 中国の元指導者・趙紫
<改革・開放30周年>元国家主席ブレーンが語る中国・改革の終焉
【大紀元日本12月22日】今年は中国共産党が「改革開放」を訴え始めて30周年にあたる。30年前に_deng_小平が提案し実施したこの政策で中国経済は大きく発展したが、政治を完全に無視した経済改革で腐
何清漣氏:中国の誤った経済政策、「富国強兵」
【大紀元日本12月10日】中国の改革開放は経済を中心にしたもので、これまでの30年間の経済はある一定の成績の下で発展したが、同時に環境や社会等に深刻な問題も多くもたらした。 米在住中国経済学者・何清
三峡ダムがもたらす環境・自然災害、収拾のつかない事態になる可能性=中国環境問題専門家
【大紀元日本12月4日】中国長江の中流域に建設中の三峡ダムにより生じた社会問題や、自然環境への破壊などが益々深刻になっている。専門家は、この国家建設プロジェクトは科学の問題と言うより、政治の問題とし
故・趙紫陽元総書記も法輪功弾圧に反対「人類史で希な大事件」=趙氏の親友が語る
【大紀元日本12月3日】すでに公表されて一ヶ月以上経った中国安徽省の高官・汪兆鈞氏の最高指導部宛の公開状は、ますます注目されている。中国当局の故・趙紫陽・元総書記に気功治療を行ったことがあり、親友で
社会対立の緩和を試みる胡・温政権の和解策
【大紀元日本8月23日】中国当局の第17回全国人民代表大会(略称・全人代)を前に、党内外から様々な批判の声があがり、各種の対立が日増しに突出している。最高指導部の情報筋によれば、胡錦濤・主席と温家宝
党大会前、胡・江派閥激闘風雲録=四人組を裁いた元老を盛大に記念
【大紀元日本8月19日】8月8日、中国の窓口と言われる政府系英字紙のチャイナ・デーリーが、北京五輪関連の報道で、国内外を驚かせた。「中国は世界に五輪参加を誘う」との見出しで、「今週、日光が深い霧を初
人権への訴求は、オリンピックの政治化ではない=趙紫陽元総書記秘書
【大紀元日本8月10日】北京五輪開催を前に、中国最高指導部などに公開嘆願書を連名で提出した中国知識人・鮑彤氏は、嘆願書の内容について、幾つかのポイントを挙げ、説明を行った。 鮑
中国人民解放軍建軍80周年からみた上層部内部の激烈な権力闘争
【大紀元日本8月3日】中国人民解放軍の設立記念日8月1日、北京市で慶祝セレモニーが行われ、軍のトップを兼任する胡錦濤・主席は、共産党による軍への「絶対指導権」を再度強調した。最近、軍の大規模な人事刷
シンガポール記者・程翔氏、広州刑務所に移送される
【大紀元日本2月12日】2005年4月22日に中国広州でスパイ容疑で突然逮捕されたシンガポール英文紙「海峡時報」の駐中国首席特派員の程翔記者は、北京で5年の刑を言い渡され投獄された。先月末に広州刑務
反右派闘争運動被害者ら、中共当局へ賠償「名誉回復」要求
【大紀元日本1月31日】香港「明報」によると、今年は中国共産党の反右派闘争運動から50年目に当たり、当時の被害者たちがこのほど、連名あるいは単独で、中共中央当局もしくは中央関係部門に対して、被害者た
六四天安門事件17周年記念:趙紫陽(故・元総理)が中共指導部に宛てた書簡
【大紀元日本6月2日】六四天安門事件17周年を当たり、香港太平洋世紀出版社が6月3日、故中国元総理趙紫陽を記念する新書「紫陽千古-趙紫陽記念文集」を出版する予定。本書は80通あまりの文章、数百通の詩
大陸の民衆、清明節に故・趙紫陽氏の霊前を弔問
【大紀元日本4月10日】清明節は、祖先の墓参りをし、草むしりなどして墓を掃除し、故人を追悼する日である。清明節の5日、北京に来ている陳情者10数名以上が続々と故趙紫陽氏の旧居を訪問、その霊位を弔った
趙紫陽一周忌、北京厳重警備、市民100人以上拘束
【大紀元日本1月18日】1989年天安門民主事件で失脚した趙紫陽・元中国共産党総書記の追悼一周忌の17日、趙氏の生前宅所在地、北京市内の富強胡同付近には、警察車両数十台、警官50人から60人が待機、
2005年:華人社会、もっとも注目された十大ニュース
【大紀元日本1月12日】 一.「九評(共産党についての九つの論評)」12月11日、ニューヨーク・チャイナ・タウンで開かれた中共脱退620万人突破の応援キャンペーン(大紀元)2002年6月、貴州省平塘