中国で相次いで爆発事故、南京市の現場上空にキノコ雲も

2021/10/26 更新: 2021/10/26

中国では24日、東北部の遼寧省大連市と東部の江蘇省南京市で爆発事故2件が発生した。

中国メディア、北京広播電視台によると、現地時間24日午前5時ごろ、大連市の集合住宅の5階でガス爆発事故が発生した。事故当時、集合住宅内に住民28人がいた。この事故で、住民2人が死亡、7人が負傷し、病院に搬送された。爆発の衝撃で、住宅の最上階の一部が崩壊した。

同日午後3時ごろ、南京市にある南京航空航天大学の実験室で爆発が起きた。当局によると、2人が死亡、9人が負傷した。北京広播電視台が放送した映像では、爆発現場にキノコ雲が上がった。

中国各地で近日、爆発事故が相次いで発生している。

22日、内モンゴル自治区にある化学工場で爆発が起きた。当局の発表では7人が死傷した。

21日、遼寧省瀋陽市の飲食店ではガス爆発事故が発生。当局は、5人が死亡、40人以上が重軽傷を負ったと公表した。

同省大連市では、9月11日と22日にも爆発事故が起きた。

(翻訳編集・張哲)

関連特集: 社会問題