米ニューヨーク在住のヒーラー、ユージニア・ベルガラさんは、神韻交響楽団の演奏に涙ぐみ、心震わせた。彼女は10月22日、リンカーン・センター内にあるデビッド・ゲフィン・ホールで行われた、今シーズン最後のイブニング・コンサートを訪れた。
「肉体的にも感情的にも、そしてスピリチュアルな面でも癒しの感覚を体験しようと、やってきました」。オーケストラから感じたエネルギーはとても強く、「私にとっては、癒しというか、カタルシスというか。癒しの波長を体験できました。ほとんど圧倒される体験でしたが」
ニューヨークを拠点とする神韻オーケストラは、琵琶や二胡、ドラなど中国古来の伝統楽器を組み込んだ、世界で唯一の交響楽団だ。コンサートでは、神韻の専属作曲家によるオリジナル楽曲の数々を余すことなく披露した。
「美しいエネルギーで、とてもエキサイティングでした」とベルガラさん。「音と、音の美しさに魅了されたなら、天国にいるみたいに幸せな気持ちになれます。今夜はぐっすり眠れます」
ぜひお勧めしたい体験だったと語るベルガラさんは、アーティストに感謝の言葉を残した。
「圧倒的な美の感覚に浸る機会です。音楽と芸術性と癒しという贈り物を分かち合ってくれて、本当にありがとう」
調和という感覚
パティ・グルスヴァスティさんとコンサートを鑑賞した銀行家のトルベン・ウェデリンさんは、こう語っている。
「とても調和のとれた感覚で、コンサート後に幸せな気持ちになりました。悪いことは何も言えません。どこか美しい風景の中にいるような、中国の自然で愛馬に乗っているような、そんな高揚した気持ちでした」
「(神韻の)皆さんがやっていることを続けてほしいと思います。私たちのように、人々を幸せな気持ちにしてくれるのですから」
ウェデリンさんとグルスヴァスティさんは、中国古来の楽器やメロディーと、西洋の古典的なオーケストラの融合を聴くのが楽しかったと語る。「こうした音楽を聴く人は100パーセント、この音楽を気に入ると思います」とグルスヴァスティさん。「私を笑顔にしてくれます」
マーケティング担当の役員で、ニューヨーク大学の講師でもあるジェレミー・コーンさんは、アーティストの演奏が素晴らしかったと語る。彼は、30年間にわたってヴァイオリンを弾く妻のヘンダーショットさんと、ヴァイオリンの勉強中の幼い娘とコンサートに訪れた。
「2つの文化が交わる素晴らしい機会だと思います」とジェレミーさん。「音楽は常に人々を結びつけるものだと思います。このような時だからこそ、文化的な見方や音楽が、それをもたらしてくれるのを鑑賞するのはいいことだと思います」
妻のヘンダーショットさんは、「本当に驚異的で、圧倒的で、才能溢れていました」と振り返り、バタフライ・ラヴァーズ・ヴァイオリン協奏曲を演奏したヴァイオリン・ソリストを賞賛した。
「とても感動的な演奏でした」
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