[台北 19日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は19日、中国の気象観測用とみられる気球1機が18日に台湾海峡の中間線を越えたと発表した。国防部が中国の気球を付近で発見したと発表するのは今月に入り3回目。
台湾当局は来年1月の台湾総統選を前に中国の軍事的・政治的活動に警戒を強めている。
国防部によると、気球1機が台湾北部・基隆市の北西124キロの地点で中間線を越え、午前9時09分(日本時間午前10時09分)に発見された。
飛行高度4572メートルで東に向かい、午前11時52分に消えたという。
国防部の初期の判断では気象観測用の気球とみられる。
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