1月1日午後4時10分頃、石川県能登地方を震源とする最大震度7の地震が発生した。同県では震度5以上の地震が複数回続いている。気象庁は北海道から九州まで日本海側の広い範囲に津波警報および予報を発令している。
北陸電力によると、午後5時15分現在、管内の石川県では約3万2800戸、富山県では約90戸が停電しているという。
原子力規制委員会によると、石川県志賀町(最大震度7)にある志賀原子力発電所と新潟県柏崎市と刈羽村(最大震度5強)にある柏崎刈羽原子力発電所に異常はなく、モニタリングポストの値なども異常はなかった。
JR東日本は、秋田新幹線、上越新幹線、北陸新幹線は運転を見合わせており、再開の見通しは立っていない。いっぽう、東北新幹線は運転を再開した。JR東海は、地震の影響で東海道新幹線の一部区間の運転を見合わせており、安全確認ができるまで再開は未定となっている。
道路情報として、北陸自動車道と東海北陸自動車道は一部区間で通行止めとなっており、上信越自動車道なども通行止めになっている。
地震を受けて、海上自衛隊 のP-1(厚木)、P-3C(八戸)、SH-60K(舞鶴)が離陸し、上空からの被害情報収集を行なっている。
政府は石川における地震を受け、官邸対策室を設置した。「関係府省が連携し対応に全力を挙げます」とソーシャルメディアで発信した。
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